総合研究大学院大学天文科学コース

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2024年度 第15回総研大・国立天文台スプリングスクール(春の体験入学)募集

国立天文台および総合研究大学院大学先端学術院天文科学コースでは、下記のとおりスプリングスクールの参加者を募集します。
大学理工系学部2年または3年に在学する、天文学研究に強い意欲を持つ学生を対象とし、集中講義や体験学習を通じて、装置開発を含む最先端の天文学の基礎を学ぶことができます。

 

スプリングスクール写真
参考:過去の学部生向けイベント報告
スプリングスクール 2024年 2023年 2022年 2021年 2020年(開催無) 2019年
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サマーステューデント 2024年 2023年 2022年 2021年 2020年 2019年 2018年
2017年 2016年 2015年 2014年


2024年度 実施概要

概要

春休みの期間中に総合研究大学院大学/国立天文台の最先端の研究者による天文学基礎の集中講義(オンライン接続可)および体験学習を行います。天文学研究に強い意欲ある学生に学習の機会を提供することにより、将来天文学研究を志向する人材を育成することを目的とします。

対象

大学理工系学部2年生または3年生

期間

2025年 3月10日(月)〜 3月13日(木)

形態

対面(三鷹キャンパス 大セミナー室)。 ただし、講義はオンライン接続可能とする。
体験学習およびATC/4D2U見学はオンサイトのみとする。

内容

集中講義     (1 科目あたり90 分 × 1 コマ) 9 科目
体験学習     ※希望者のみ(90 分 × 2 コマ)
ATC / 4D2U見学  ※希望者のみ

日程 ※変更する場合があります

  3月10日(月) 3月11日(火) 3月12日(水) 3月13日(木)
1限(9:00-10:30)  

講義2 

星形成

高橋 智子

講義5 

恒星

石垣 美歩

講義8

宇宙論

郡 和範

2限(10:45-12:15)

 

 

講義3 

恒星磁場活動

前原 裕之

講義6 

電波天文学

本間 希樹

講義9

重力波天文学

都丸 隆行

3限(13:15-14:45)

講義1 

遠方銀河

田中 賢幸

講義4 

太陽・装置開発

成影 典之

講義7 

系外惑星

藤井 友香

入試情報 
4限(15:00-16:30)

体験学習 1


ATC/4D2U 見学

体験学習 2

集中講義講師一覧、シラバス

講義1 遠方銀河 →詳細
講義主題:銀河進化を概観する
担当教員:田中 賢幸  准教授 (ハワイ観測所) 
講義2 星形成 →詳細
講義主題:観測装置の発展に伴い目覚ましい進歩を遂げている星形成分野の研究において 進化最初期にあたる原始星の形成・進化過程に焦点を当てた研究の最前線を俯瞰 する。
担当教員:高橋 智子 准教授 (アルマプロジェクト) 
講義3 恒星磁気活動 →詳細
講義主題:恒星フレアやそれに伴うプラズマ噴出、恒星黒点などの恒星磁気活動現象
担当教員:前原 裕之 助教 ハワイ観測所岡山分室  
講義4 太陽・装置開発 →詳細
講義主題:太陽物理の最先端と観測ロケット実験による新機軸の太陽観測
担当教員:成影 典之  助教(太陽観測科学プロジェクト)
講義5 恒星 →詳細
講義主題: 恒星観測で探る銀河形成と化学進化
担当教員:石垣 美歩 助教 (ハワイ観測所)
講義6 電波天文学 →詳細
講義主題:VLBI(超長基線干渉法)によるブラックホール観測
担当教員:本間 希樹 教授 (水沢VLBI観測所)
講義7 系外惑星 →詳細
講義主題:太陽系外惑星のキャラクタリゼーション
担当教員:藤井 友香 准教授 (科学研究部)
講義8 宇宙論 →詳細
講義主題: 最新宇宙論2025
担当教員:郡 和範 教授 (科学研究部)
講義9 重力波天文学 →詳細
講義主題:重力波による宇宙の観測
担当教員:都丸 隆行 教授 (重力波プロジェクト)

体験学習

   天体や天文現象によって分類されたグループで体験学習を行います。

   選択制となりますので、申込時に下記講師リストから希望分野を選択していただきます。

   定員の都合上、ご希望に添えない場合はご了承ください。


体験学習講師一覧、シラバス

グループ 担当講師
深宇宙観測で探る初期宇宙の銀河と超巨大ブラックホール →詳細 大内 正己 教授 科学研究部
Gaia による現代の天文学: 位置天文学での実践とさまざまな応用について →詳細 三好 真 助教・Ramos, Pau 研究員 JASMINEプロジェクト
Machine learning and Gamma-Ray Bursts →詳細 Maria Giovanna Dainotti 助教 科学研究部
大型望遠鏡で挑む初期宇宙のモンスター銀河の謎 →詳細 田中 賢幸 准教授 ハワイ観測所
テラヘルツ帯の光子検出器を用いた実験研究 →詳細 松尾 宏 准教授 先端技術センター
データ科学的アプローチで迫る太陽・恒星磁気活動 →詳細 勝川 行雄 教授 太陽観測科学プロジェクト

※体験学習の受講は任意とします。

 受講を希望しない場合は、申請フォームの体験学習希望欄で「希望しない」を選択してください。


旅費補助について

   採択者に、所属大学・キャンパスから国立天文台三鷹キャンパスまでの往復交通費、および宿泊施設の滞在費(規程により宿泊が認められる方のみ対象)を補助します。なお、一定金額を超えた場合は、超過額につき自己負担が生じる可能性がありますのでご了承ください。また、原則として旅費はいったん採択者に立て替えていただき、プログラム終了後に指定の銀行口座へ振込むことになります。立替払いが困難な場合はお早目にご相談ください。

申込み方法


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問い合わせ先


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