平成27年度サマーステューデント成果発表会

9月4日(金)、国立天文台三鷹キャンパスにて、平成27年度サマーステューデント成果発表会が開催されました。
今年で6年目となる本プログラムですが、今年は19名の学生が岡山、水沢、三鷹など、国立天文台の様々なキャンパスで体験研究を行いました。
(受入プロジェクト宛に参加者から感想文が届きました。ページ末尾にリンクをはっています。)

下記のタイトルでの発表が行われました。(発表順)

「氷衛星ガニメデ画像のステレオマッチングによる地形解析」
「Photoclinometryを用いたガニメデ表層の地形の解析」
「レーザー干渉計型重力波検出器感度向上へ向けたハイパワービームダンプの散乱光雑音評価」
「すばるHSC初期データによる遠方銀河団の探査」
「遠方宇宙におけるブラックホール周囲の銀河分布について」
「すばる望遠鏡Suprime-Camを用いた不規則矮小銀河の調査」
「銀河系におけるセファイド分布」
「私達の住む銀河」
「衛星多波長観測によるコロナルレインの研究」
「超伝導検出器の製作と常温評価」
「Nb-Al MKID超伝導共振器の0.1Kにおける評価」
「広帯域コルゲートホーンの測定」
「JPHEMTの極低温下におけるIV特性」
「気球VLBI基線変動補償システムの開発」
「VLBI観測によるブラックホールの直接撮像にむけて」
「ALMAのデータ解析とM100の研究」
「ALMAデータの解析」
「ALMAチャネルマップによるブラックホール質量の推定」
「ALMAGEDDON」

ss2015_01.jpg発表の様子その1

ss2015_02.jpg発表の様子その2

ss2015_03.jpg発表の様子その3

ss2015_04.jpg発表の様子その4

ss2015_06.jpg最後に全員で記念撮影

2~4週間と短い研究期間で成果をまとめるのは大変だったかと思います。皆様それぞれの研究に熱心に取り組まれた様子が伝わってくる発表会でした。受入指導教員の先生方からも、よく頑張ってくれました、といった講評が多く聞かれました。

学生の皆様には、天文学の様々な分野の最前線の研究に触れるよい機会となったのではないでしょうか。今回のサマーステューデントの経験が少しでも皆様の今後の勉学・研究に役立ちますことを願っております。

【関連リンク】
サマースチューデント<感想文を頂きました> (RISE月惑星探査検討室)