3月10日(月)~13日(木)までの4日間、国立天文台三鷹キャンパスで、総研大・国立天文台スプリングスクールが開校されました。
平成23年から始まったスプリングスクール。4回目を迎えた今回は、全国26大学・高専から46名もの参加者が集まりました。
装置開発を含む最先端の天文学の基礎を学ぶということで、今年は、5名の講師が、電波天文学、太陽物理学、理論天文学、星間物理学、光赤外線天文学と幅広い分野の講義を担当しました。
電波天文学の講義の様子
皆さん真剣です
太陽物理学の講義の様子
理論天文学の講義の様子
星間物理学の講義の様子
光赤外線天文学の講義の様子
2日目には施設見学として、先端技術センター(ATC)と4D2Uの見学を実施しました。
先端技術センター見学の様子
3日目は総研大生による懇親会も催され、教員、総研大生とともに歓談を楽しみました。
懇親会の様子
天文学を学ぶのは初めて、といった学生も多かったようですが、「分かりやすかった」「難しかったが、勉強になった」「楽しく知識を得ることができた」といった感想をいただきました。
天文学に興味のある同世代が一堂に集まり、ともに過ごした4日間。講義から得られる知識だけでなく、仲間を得られたという意義も大きかったのではないでしょうか。
長いようで短い4日間だったと思いますが、このスプリングスクールを通じて、少しでも多くの方が、天文学の研究を志してくれることを期待しています。