3月9日(月)~12日(木)までの4日間、国立天文台三鷹キャンパスで、総研大・国立天文台スプリングスクールが開校されました。
平成23年から始まったスプリングスクール。5回目を迎えた今回は、全国25大学から41名の参加者が集まりました。
最先端の研究者を講師陣として、理論天文学、重力波天文学、光赤外線天文学、電波天文学、太陽物理学の5つの天文学講義を4日間にわたって受講していただきました。
開校式の様子
理論天文学の講義の様子
重力波天文学の講義の様子
光赤外線天文学の講義の様子
太陽物理学の講義の様子
電波天文学の講義の様子
いずれの講義でも、終了後に教員に質問する姿が多く見受けられました。
2日目には施設見学として、先端技術センター(ATC)の見学を実施しました。
先端技術センター見学の様子
施設見学については1班の人数が多く、説明が聞こえなかった、見えなかった、といった意見が多くありましたので今後改善したいと思います。
3日目は総研大生による懇親会も催され、教員、総研大生とともに歓談を楽しみました。
修了後のアンケートでは、「普段大学では受けられない講義を受けることができてよかった。」「難しい内容だったがわかりやすく解説してもらえた。」「他大学の人と交流できて良かった。」といった声をいただきました。
天文学に興味のある同世代が一堂に集まり、ともに過ごした4日間。講義から得られる知識だけでなく、仲間を得られたという意義も大きかったのではないでしょうか。このスプリングスクールを通じて、将来、天文学研究を志向する人材が少しでも増えることを願っています。