活動報告」カテゴリーアーカイブ

総研大・国立天文台 スプリングスクール2014

3月10日(月)~13日(木)までの4日間、国立天文台三鷹キャンパスで、総研大・国立天文台スプリングスクールが開校されました。

平成23年から始まったスプリングスクール。4回目を迎えた今回は、全国26大学・高専から46名もの参加者が集まりました。
装置開発を含む最先端の天文学の基礎を学ぶということで、今年は、5名の講師が、電波天文学、太陽物理学、理論天文学、星間物理学、光赤外線天文学と幅広い分野の講義を担当しました。

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総合研究大学院大学 天文科学専攻 特別公開 2013

 本年も、国立天文台の特別公開(10/18-19)に合わせて総合研究大学院大学(以下総研大)天文科学専攻の特別公開が行われました。
 天文科学専攻には現在約30名の学生が在籍し、国立天文台の施設を拠点に日々の研究生活を送っています。「総研大生の研究ライフ2013」と題した今回の企画では、天文科学専攻の学生が普段どのようなテーマで研究を行っているのかをポスターや映像で紹介しました。これらの準備には約1ヶ月を費やしましたが、担当学生がそれぞれのアイデアを出しあって例年以上に充実した内容となりました。
 特別公開当日は幅広い年代の方(300人以上)が来場し、総研大、及び天文科学専攻について広く知って頂くことができました。また、来場者の中には学部生なども多く、総研大への進学を検討している方には重要な機会となっているようです。そのため、今後はオープンキャンパスのような一面を企画に盛り込むことも検討することにしました。他にも多くの反省点が挙げられ、国立天文台に所属する学生としての特別公開への関わり方を議論していく必要がありそうです。

文責: 総合研究大学院大学 天文科学専攻 博士過程3年 橋詰 克也

総合研究大学院大学 天文科学専攻 特別公開 2012

今年も例年通り、総合研究大学院大学/天文科学専攻の特別公開が、国立天文台の特別公開に合わせ2012/10/26~27の期間、共同で開催されました。天文科学専攻に所属する約30名の学生は、それぞれの所属部署と総研大の両方で準備を進めながら、当日は”総研大生の研究ライフ2012″と言う企画運営に携わりました。当日はお子さんから10~20代の若者、お子さんの親御さん世代の30~40代、更にはお孫さんがいらっしゃる50~60代の方々と幅広い年齢層の方々が来場されました。企画中にアンケートを取った結果(アンケート集計人数は263人)、”大学院での生活がどのようなものなのか、日常・非日常で分けていて、とてもイメージがつきやすかったです。非日常で、色んな観測所で観測をしているのが印象に残りました“と言うコメントを頂き、学生らしさが出た企画が好評を博していました。また、”(総研大の)存在を初めて知ったので、何もかもが印象的でした“と言うコメントなども頂き、総研大と言う存在を初めて知った方も多くいらっしゃったようです。総研大のPRを兼ねている特別公開なので、企画が持っている目標が十二分に達成されたと言えそうです。一方で、所属部署と総研大企画のシフト調整が直前まで行われていなかったり、折角上手に出来ている動画の配置場所が悪かったりと、反省点も挙げられています。来年の企画立案の際にはこれらの反省を活かし、更に良いものにして貰えればと思います。

毎年好評の総研大企画の景品や会場の様子!
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クイズの景品は毎年豪華!
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学生の日常を紹介中!
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クイズに正解すると、景品が貰えます!

文責: 総合研究大学院大学 天文科学専攻 博士過程4年 坂井 伸行

国立天文台特別公開講座/総研大天文科学専攻入試ガイダンスを開催

2012年5月26日に(土)に国立天文台(三鷹キャンパス)で、特別公開講演および総研大入試ガイダンスが行われました。今年は、30名以上の方々にご参加いただき、大変な盛り上がりを見せました。また、学生のみならず一般の方も参加され、日本の天文学を国立天文台から社会に発信する良い機会になりました。
特別公開講演では、「新領域を切り開く天文学」をテーマとして、ハワイ観測所の宮崎聡准教授、理論研究部の田中雅臣助教、天文データセンターの大石雅寿准教授による公演が行われました。装置開発からシミュレーションに至るまで最先端の研究を身近に感じられ、参加者にとって大変有意義な時間となりました。また、参加者による質疑応答では、今後日本の天文学がどのように発展して、どんな可能性を秘めているのか、白熱した議論が繰り広げられました。
教員との相談会では、興味・関心のある分野の教員に直接話を聞くことができ、大学院の概要,入試や入学後の学生生活,実際の研究活動などの質疑応答が活発に行われました。また、院生とも交流する場が設けられ、実際の研究生活や、授業、実習などについて詳しく聞けるとても有意義な場となりました。このように、多くの方々にご参加いただけたことで、積極的な質疑応答が交わされ、参加者にも講演者にも大変意義のあるガイダンスとなりました。
120526a.jpg田中助教の講演内容
120526b.jpg参加者から質問を受ける大石准教授
120526c.jpg教員との相談会の様子
120526d.jpgハワイからもskypeで接続して対応