2026年5月30日(土)、天文科学コースの入試ガイダンスが開催されました。
入試ガイダンスは天文科学コースへの進学を検討している学部学生・大学院生を対象として毎年開催しています。前年度と同様に今年度もオンサイト、オンラインどちらの参加にも対応するハイブリッド形式で開催しました。対面のほうが教員や現役総研大生の雰囲気が伝わりやすいと思われますが、遠方に住む学生にとってはオンラインのほうが気軽に参加できるという側面もあり、両方の利点を取り入れる形で開催しています。当日は国立天文台三鷹キャンパスにて31名、オンラインから22名、合計53名が参加しました。
午前中には4名の天文科学コース教員によって、恒星の理論的研究、天の川銀河や近傍銀河の観測的研究、重力波望遠鏡の開発といった様々な分野の最先端の研究・開発とその成果が紹介する講演が行われました。参加者は天文科学コースで実際に行われている研究や開発を垣間見て、志望研究室や入学後の研究分野を考える良い機会になったことでしょう。
午後はいよいよ入試ガイダンスです。天文科学コースの詳しい紹介と、受験生最大の関心事である入学試験について、コース長が講演しました。天文科学コースで実施されている教育や大学院生に対する支援、入学試験問題の出題意図や過去の問題の傾向などが紹介されました。その後、現役の総研大生からリアルな院生生活について紹介する講演もありました。受験生にとっては入試対策そして入学後の生活をイメージする参考になったと思われます。続いて天文科学コース教員や総研大生と個別に懇談する時間が設けられ、教員と熱心に話し込む参加者の姿が見られました。懇談会と並行して、国立天文台先端技術センターおよび重力波望遠鏡TAMA300の見学会と、すばる望遠鏡のリモート観測室の見学会も開催され、普段は見ることができない開発と観測の現場を案内してもらうことができました。
多くの方々のご協力のおかげで、目立ったトラブルもなく無事に開催できました。本ガイダンスに参加された学生の皆さんと天文科学コース・国立天文台で共に研究できる日が来ることを心待ちにしています。
中西康一郎(総合研究大学院大学 先端学術院 天文科学コース)
滝脇知也(総合研究大学院大学 先端学術院 天文科学コース)




