「教員」カテゴリーアーカイブ

2026年度 国立天文台・総研大サマーステューデントプログラム(夏の体験研究)開催

国⽴天⽂台・総合研究⼤学院⼤学サマーステューデントプログラムが2026年8月3日(月)~ 9月1日(火)に実施されました。これは今年で16年目になる夏休み期間の研究体験プログラムで、⼤学2年または 3年に在学する学⽣が国⽴天⽂台に滞在し、受⼊教員の指導のもとで研究することができる企画です。天文学に興味を強く持ち、意欲のある大学学部生に体験研究の機会を設けることで、将来天文学研究を志す人材を育成することを目的としています。実際、このプログラムの修了⽣が国立天文台の総研⼤に入学し、研究者として活躍している例も多くあります。

本年度も天⽂学研究から装置開発まで、⾮常に幅広い分野の教員がサマーテューデントプログラムに参画しました。各教員が研究指導内容のシラバスを提出し、それをもとに学⽣がやりたい研究を希望することができます。

全国の大学から、48名の学生の応募があり、26名の学⽣を選抜しました。学生の挑戦する研究テーマは惑星形成から遠方銀河、装置開発、さらには数値シミュレーションまで実に多岐にわたります。それぞれの学生が教員の指導を受けながら、プログラミング言語を用いたデータ解析や数値計算、装置開発における部品の設計など、通常の大学の講義では触れられない内容を濃密に経験することができました。研究体験だけではなく、研究室のメンバーや他のサマーステューデントの学生と昼食やコーヒーを飲みながらの雑談を通じて、研究とはどういうものかを少し具体的に知ることができたかもしれません。

サマーステューデントプログラムのまとめとなる研究成果発表会を2026年8月31日(月)および9月1日(火)にハイブリッド形式で国立天文台三鷹キャンパスにて開催しました。参加した学生は対面での発表をし、限られた研究期間にも関わらず質の高い発表が多くみられました。また、学生からの質問も多く議論が盛り上がり、盛況のうちに閉会しました。参加学生と教員ともに中身の濃い、有意義な1ヶ月となりました。この一夏の経験が、学生にとっても教員にとっても、今後の役に立つことが期待されます。

田中 賢幸(国立天文台ハワイ観測所 / 総研大 先端学術院 天文科学コース)
滝脇 知也(国⽴天⽂台天文シミュレーションプロジェクト / 総研大 先端学術院 天文科学コース)

成果発表会①

成果発表会の様子

成果発表会②

研究成果発表会では各学生が質の高い発表を行った

サマステ記念写真①

(成果発表会1日目)記念写真

記念写真②

(成果発表会2日目)記念写真

2026年度天文科学コース入試ガイダンスを開催

講義の様子

講演の様子:「恒星の”つくり方”—シンプルな方程式から複雑な星を理解する」(髙橋 亘 助教)

2026年5月30日(土)、天文科学コースの入試ガイダンスが開催されました。

入試ガイダンスは天文科学コースへの進学を検討している学部学生・大学院生を対象として毎年開催しています。前年度と同様に今年度もオンサイト、オンラインどちらの参加にも対応するハイブリッド形式で開催しました。対面のほうが教員や現役総研大生の雰囲気が伝わりやすいと思われますが、遠方に住む学生にとってはオンラインのほうが気軽に参加できるという側面もあり、両方の利点を取り入れる形で開催しています。当日は国立天文台三鷹キャンパスにて31名、オンラインから22名、合計53名が参加しました。

午前中には4名の天文科学コース教員によって、恒星の理論的研究、天の川銀河や近傍銀河の観測的研究、重力波望遠鏡の開発といった様々な分野の最先端の研究・開発とその成果が紹介する講演が行われました。参加者は天文科学コースで実際に行われている研究や開発を垣間見て、志望研究室や入学後の研究分野を考える良い機会になったことでしょう。

午後はいよいよ入試ガイダンスです。天文科学コースの詳しい紹介と、受験生最大の関心事である入学試験について、コース長が講演しました。天文科学コースで実施されている教育や大学院生に対する支援、入学試験問題の出題意図や過去の問題の傾向などが紹介されました。その後、現役の総研大生からリアルな院生生活について紹介する講演もありました。受験生にとっては入試対策そして入学後の生活をイメージする参考になったと思われます。続いて天文科学コース教員や総研大生と個別に懇談する時間が設けられ、教員と熱心に話し込む参加者の姿が見られました。懇談会と並行して、国立天文台先端技術センターおよび重力波望遠鏡TAMA300の見学会と、すばる望遠鏡のリモート観測室の見学会も開催され、普段は見ることができない開発と観測の現場を案内してもらうことができました。

多くの方々のご協力のおかげで、目立ったトラブルもなく無事に開催できました。本ガイダンスに参加された学生の皆さんと天文科学コース・国立天文台で共に研究できる日が来ることを心待ちにしています。

中西康一郎(総合研究大学院大学 先端学術院 天文科学コース)
滝脇知也(総合研究大学院大学 先端学術院 天文科学コース)

教員懇談会①

教員懇談会の様子:個別面談①

教員懇談会②

教員懇談会の様子:個別面談②

見学会の様子:先端技術センター

見学会の様子:先端技術センター

見学会の様子:すばる望遠鏡リモート観測室

見学会の様子:すばる望遠鏡リモート観測室

2025年度 春季総研大物理科学研究科天文科学専攻/コース修了式を開催いたしました

2026年3月27日(金)、2025年度春季総合研究大学院大学天文科学専攻/コースの専攻/コース修了式が執り行われました。

博士学位取得修了者は、池田遼太さん、石神瞬さん、鈴木卓哉さん、西垣萌香さん、Chanoul Seoさん、一村亮太さんの6名となります。

専攻/コース修了式では、国立天文台台長の土居 台長、専攻長・コース長の関井 先生のお祝いのご挨拶ののち、ご出席いただけた5名の博士学位取得修了者からご自身の研究の成果や今後の抱負についてお話いただきました。

みなさんで集合写真を撮り祝福の中、修了式を終えました。
おめでとうございます。

 

専攻修了式

土居 守 台長よりお祝いのメッセージ

専攻修了式

関井 隆 専攻長・コース長よりお祝いのメッセージ

池田遼太さん

石神瞬さん

西垣萌香さん

鈴木卓哉さん

Chanoul Seoさん

専攻修了式

出席者全員で記念撮影

指導教員 伊王野先生と池田さん

指導教員 藤井先生とSeoさん

専攻修了式

国立天文台正門前で おめでとうございます

池田遼太さんが第16回SOKENDAI賞を受賞しました / The 16th SOKENDAI Award

2026年3月24日
総研大 物理科学研究科 天文科学専攻 池田 遼太 さんが第16回SOKENDAI賞を受賞しました。

SOKENDAI賞は、本学の理念と目的に照らして、特段に顕彰するに相応しい研究活動を行い、その成果を優れた学位論文にまとめて課程を修了し、学位を取得した修了生を表彰する賞として2018年度に創設されました。
第16回SOKENDAI賞については、2026年3月24日(火)の学位記授与式後に表彰式を執り行い、学長から賞状と記念品が授与されました。

池田 遼太 さん おめでとうございます!

池田 遼太

SOKENDAI賞 池田遼太さん

・所属(受賞時): 物理科学研究科 天文科学専攻
・学位論文題目 : 高空間分解能観測に基づく遠方星形成銀河の系統的研究
・受賞コメント :
この度は第16 回SOKENDAI 賞を受賞することができ、⼤変嬉しく思います。関係者の皆様に感謝申し上げるとともに、今後は博⼠研究者(ポスドク)としてさらなる研究に励んでいくことに、⾝が引き締まる思いです。
私は2021 年のコロナ禍に天⽂科学専攻(天⽂科学コース)へ⼊学しました。最初の2 年間は指導教員や共同研究者と対⾯で議論する機会が少なく、不安もありましたが、5年間研究を続けることができたのは総研⼤と国⽴天⽂台による経済的⽀援と精神⾯での⽀援があったからです。天⽂科学専攻は国⽴天⽂台(東京・三鷹)にキャンパスを置き、国際的な研究環境と⼿厚い指導体制が整っています。国内外からの訪問研究者も多く、卒業後に研究者としてキャリアを確⽴していく上で最も適した場所であると感じています。

第16回SOKENDAI賞の表彰について | 2025年度 | 国立大学法人 総合研究大学院大学

 

IKEDA Ryota

SOKEDAI賞 池田遼太さん②

・Affiliation:School of Physical Sciences,Department of Astronomical Science
・Doctoral thesis:A Census of Spatially Resolved Star-forming Galaxies in the Distant Universe
・Comment :
I am honored to receive the 16th SOKENDAI Prize. I would like to express my sincere gratitude to everyone who supported me throughout my PhD.
I enrolled in the Astronomical Science Course in 2021 during the COVID-19 pandemic. Thanks to the financial and mental support from SOKENDAI, I was able to continue my research throughout my PhD, although there were limited opportunities to discuss with my collaborators in person during the first two years. The campus of the astronomy course is located in National Astronomical Observatory of Japan (NAOJ) in Mitaka, Tokyo, where students have access to an international research environment and extensive support and supervision from the faculty members. There are many research visits from both domestic and international institutions, making it an ideal place to develop a research career.

The 16th SOKENDAI Award | FY 2025 | SOKENDAI

2025年度春季学位記授与式

SOKENDAI賞授賞 学位記授与式後に表彰式が執り行われました

2025年度春季学位授与式

関井コース長とともに。池田遼太さんおめでとうございます!

2025年度春季 総合研究大学院大学 学位記授与式を開催

2026年3月24日(火)、2025年度春季 総合研究大学院大学 学位記授与式が葉山キャンパスにて執り行われました。

天文科学専攻/コースからは、関井 隆 副専攻長、博士学位取得修了者の池田遼太さん、石神瞬さん、西垣萌香さん、鈴木卓哉さん、Chanoul Seoさんが出席いたしました。
おめでとうございます。

永田学長式辞 https://www.soken.ac.jp/news/2025/20260324.html

学位記授与式 記念撮影

2025年度春季学位記授与式

関井 隆 副専攻長と博士学位取得修了者のみなさん