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2010.5.17-5.21

5月17日(月)

  • 13:30~15:00 太陽系小天体セミナー 南研究棟2階会議室

5月18日(火)

  • 15時30分 ~ 17時00分 EA-ARCセミナー 第3会議室

5月19日(水)

  • 14時~ 理論コロキウム コスモス会館会議室

5月20日(木)

  • 13時30分 ~14時30分 高エネルギーセミナー 中央棟(南)3階セミナー室

詳細は以下をご覧ください。

5/17 (月)

キャンパス
三鷹
セミナー名
太陽系小天体セミナー
臨時・定例の別
定例
日時
5月17日(月)13:30~15:00
場所
南研究棟2階会議室
講演者
渡部潤一、佐藤幹哉
所属
国立天文台天文情報センター
タイトル
Meteoroids talk day
内容
5月24日からアメリカのコロラド州で開催される Meteoroids 2010 にて発表する内容について紹介する。
世話人の連絡先
名前:渡部潤一
備考
テレビ参加可、主に英語で進行

5/18 (火)

キャンパス
三鷹 野辺山
セミナー名
EA-ARCセミナー
臨時・定例の別
定例
日時
 5月 18日(火曜日) 15時30分 ~ 17時00分
場所
第3会議室
講演者
西合一矢
所属
ALMA推進室
タイトル
分子雲コアからの星形成までの観測的ミッシングリンクを観測する
Abstract
星形成は宇宙や銀河進化を考える上でもっとも基礎となるプロセスの1つである。
そのため、星形成研究は40年間以上にわたり理論と観測研究がお互いに補い合いながら精力的に行われ、原始星が分子雲コアの重力収縮を経て形成・進化する過程が徐々に解き明かされてきた。しかし、いまだに形成される星の質量分布や連星率など本質的課題が解決されてはいない。それは、星形成の初期状態がいまだに曖昧であることと、分子雲コア中で原始星が形成される直前と直後進化段階がまるまる観測的ミッシングリンクであり、理論的にも現実的な多次元での一貫したモデルが構築されていないことが大きな要因と言える。
本セミナーでは、その星形成の観測的ミッシングリンク研究の現状を紹介しつつ、我々が進めて来たファースト断熱コア研究について紹介する。このファースト・コアとは理論的に存在が予言されている星コア形成直前の未同定進化天体である。
つまり、星形成において、暴走収縮するガスの冷却は断熱圧縮に対して必ず間に合わなくなり、星コア形成前に水素分子個数密度10^10個数/cc、サイズ数AUの準平衡ガス塊(ファーストコア)が形成されるのである(Larson 1969)。
本セミナー中で、このファースト断熱コアの形成・進化経路を理論的に定量化するという我々が行った研究を紹介し、つづいてこの未同定天体をALMAなどで観測する際の観測的特長を明らかにするという研究をつづけて紹介する予定である。
このファースト・コア段階は、分子雲コアから原始星までの数万~10万年時間スケールの観測的ミッシングリンクの中で、数百年~数千年だけの進化段階であるが、連星形成、角運動量問題、星形成の初期進化に決定的な影響を与えることが指摘されてる。本セミナーではこのこともあわせてレビューする予定である。
世話人の連絡先
名前: 西合一矢
備考
 野辺山にはテレビ会議システムで繋ぎます。

5/19(水)<

キャンパス
三鷹
セミナー名
理論コロキウム
臨時・定例の別
定例
日時
5月19日(水曜日)14時~
場所
コスモス会館会議室
講演者
小久保英一郎
所属
国立天文台 理論研究部
タイトル
現実的な合体条件下での地球型惑星形成
Abstract
太陽系形成の標準シナリオでは、地球型惑星形成の最終段階は火星サイズの原始惑星どうしの衝突合体と考えられている。この過程は多体シミュレーションによって調べられているが、これまでの全ての研究では、完全合体(衝突したら必ず合体する)が仮定されていた。しかし、実際は衝突パラメータや衝突速度が大きい衝突は合体に至らない。今回、我々は SPH 法を用いて原始惑星どうしの衝突実験を行って合体条件を導出し、その条件を用いて多体シミュレーションを行い、原始惑星からの地球型惑星形成を調べた。その結果、巨大衝突段階において、約半数の衝突は合体にならないことがわかった。しかし、惑星の質量分布、軌道分布、形成時間、自転軸傾斜角分布は、完全合体の場合とほぼ同じになる。典型的には、地球型惑星領域に2個の地球サイズの地球型惑星が約1億年かけて形成される。自転角速度は完全合体の場合に比べ30%ほど小さくなった。これは現実的な合体条件では大きな角運動量の衝突は合体にならないためである。本発表では、現実的な合体条件下でどのように地球型惑星が形成されるのかを完全合体の場合と比較しながら示す。また、衝突破片による力学的摩擦による地球型惑星の軌道進化についても議論する。
世話人の連絡先
名前:町田正博

5/20 (木)

キャンパス
三鷹
セミナー名
高エネルギーセミナー
臨時・定例の別
定例
日時
5月20日(木曜日)13時30分 ~14時30分
場所
中央棟(南)3階セミナー室
講演者
和田 智秀
所属
国立天文台 天文シミュレーションプロジェクト
タイトル
Fermiによるパルサーの観測と現状
Abstract
今回、Fermiによる中性子星の観測と現状のレビューを行い、現象論的放射モデルの一つであるouter gapに修正を行ったTakata 2010を紹介する。
パルサーの磁気圏では粒子加速が行われている。しかしその機構はよく理解されていない。
近年のFermiなどの観測と現象論的モデルにより、これらの理解に向けて新たな前進が見られた。観測されるスペクトルとパルスの光度曲線は高エネルギー放射源として磁気圏の中緯度に広がる放射モデルであるOuter gapを支持する。
Takata et al 2010では星近傍で起こるmagnetic pair creationがgapの構造をコントロー ルすると考え、従来のouter gapモデルに修正を行った。これにより、outer gapから期待されるγ線のluminosityと曲率輻射における光子のエネルギーを回転エネルギー損失率と特性年齢で関連づけた。
世話人の連絡先
名前:中村 航

以上

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