5月10日(月)
- 13時30分~15時00分 太陽系小天体セミナー 南研究棟2階会議室
5月11日(火)
- 15:30-17:30 EA-ARCセミナー 輪講室
5月12日(水)
- 10:30~12:00 総研大コロキウム 中央棟(北)1階 講義室
- 14時~ 理論コロキウム コスモス会館会議室
- 16時~17時 Galaxy Workshop Subaru すばる棟1F院生セミナー室
詳細は以下をご覧ください。
5/10 (月)
- キャンパス
- 三鷹
- セミナー名
- 太陽系小天体セミナー
- 臨時・定例の別
- 定例
- 日時
- 5月10日(月曜日)13時30分~15時00分
- 場所
- 南研究棟2階会議室
- 講演者
- 猿楽祐樹
- 所属
- JAXA(宇宙研)
- タイトル
- 最新の研究発表
- 世話人の連絡先
- 名前:渡部潤一
- 備考
- テレビ参加可、主に英語で進行
5/11 (火)
- キャンパス
- 三鷹
- 臨時・定例の別
- 定例
- セミナー名
- EA-ARCセミナー
- 日時
- 5月11日(火) 15:30-17:30
- 場所
- 輪講室
- 講演者
- 田村陽一
- 所属
- 国立天文台野辺山観測所
- タイトル
- アステ深宇宙探査で解き明かす隠された星形成史
- Abstract
- サブミリ波天文学における遠方銀河研究の主要な課題のひとつは、「隠された」宇宙の星形成史を解き明かすことだ。サブミリ波による初の深宇宙探査から十余年、この間サブミリ波でしか見えない銀河の発見が相次いだ。これらはサブミリ波銀河 (SMG)と呼ばれ、高赤方偏移の宇宙でもっとも激しく星を生み出す大質量の銀河種族と信じられるようになった。
2009年、サブミリ波望遠鏡アステ (ASTE) は、115億光年かなたの原始銀河団 (赤方偏移 3.1) に群れるサブミリ波銀河の発見を報告した。これは、国立天文台・東京大学を中心とした日米メキシコの研究チームが行ってきた、足かけ2年にわたるサブミリ波銀河探査キャンペーンのひとつの成果だ。この発見は、巨大銀河が高密度環境で形成されるという理論的予想を支持し、サブミリ波広域深探査が若い銀河の “ゆりかご” を発見するのに有力であるという可能性を示す。
本セミナーでは、我々が推進する AzTEC/ASTE 深宇宙探査の概要を紹介しながら、「隠された」銀河宇宙の歴史をあばくサブミリ波遠方宇宙研究の最新の成果にスポットを当てたい。また、野辺山宇宙電波観測所と東京大学が開発を進める ASTE 搭載用次世代多色カメラ開発の現状や、統計的手法を積極的に取り入れた新しいデータ解析方法、ALMA 深宇宙探査への展望についても、時間が許すかぎりご紹介したい。 - 世話人の連絡先
- 名前:西合一矢、安井千香子
- 備考
- ご要望次第では、テレビ参加可能です。
5/12 (水)
- キャンパス
- 三鷹
- セミナー名
- 総研大コロキウム
- 臨時・定例の別
- 定例
- 日時
- 5月12日(水曜日)10:30~12:00
- 場所
- 中央棟(北)1階 講義室
- 講演者
- 秦 和弘
- 所属
- 総研大 D2・三鷹(指導教員 : 川口 則幸)
- タイトル
- VLBIアストロメトリで探る電波銀河M87の相対論的ジェット
- 世話人の連絡先
- 名前:伊藤紘子、澁谷隆俊
- 備考
- 野辺山、ハワイ、水沢、岡山からTV会議で参加可能。
- キャンパス
- 三鷹
- セミナー名
- 理論コロキウム
- 臨時・定例の別
- 定例
- 日時
- 5月12日(水曜日)14時~
- 場所
- コスモス会館会議室
- 講演者
- 中村文隆
- 所属
- 国立天文台 理論研究部
- タイトル
- Role of Magnetic Field and Protostellar Outflows in Clustered Star Formation
- Abstract
- 銀河系の星の大半は星団で形成される。星団形成領域では、星間磁場や先に生まれた原始星からのアウトフローが重要な役割を果たす。我々は、星団形成領域で起こる星形成過程を解明するために、3次元MHDシミュレーションを行っている。我々の最近のシミュレーションによると、星団形成領域では、コアの自己重力よりも、原始星アウトフローによって駆動された超音速乱流が、星形成コアの形成や進化に多大な影響を及ぼすことが分かってきた。また、観測される星形成コアの力学的性質を再現するためには、力学的に重要な磁場が必要であることも分かってきた。これは、星団形成領域で起こる星形成過程は、従来考えられてきた星形成過程(コアの自己重力によって誘発される収縮過程)と異なることを示している。本講演では、星団形成領域での星形成過程における磁場と原始星アウトフローの役割について紹介する。
- 世話人の連絡先
- 名前:町田正博
- キャンパス
- 三鷹
- 臨時・定例の別
- 定例
- セミナー名
- Galaxy Workshop Subaru
- 日時
- 5月12日(水曜日) 16時~17時
- 場所
- すばる棟1F院生セミナー室
- 講演者
- 中村 文隆
- 所属
- 国立天文台理論研究部 准教授
- タイトル
- 集団的星形成における原始星アウトフローと磁場の役割について
- Abstract
-
The formation of stellar clusters is important to study for at least two reasons. First, the majority of stars are thought to form in clusters. This follows from the observations that most stars are born in giant molecular clouds (GMCs) and that in nearby GMCs, such as the Orion molecular clouds, the majority of young stellar objects are found in clusters. Just as importantly, it is in clusters that most massive stars are produced.
In cluster forming regions, outflows from forming stars affect the cloud dynamics and star formation signigicantly because multiple stars form almost at the same time within parsec-scale very compact molecular gas clumps where large scale magnetic fields are also observed.
In my talk, I will discuss the role of protostellar outflows and magnetic fields in star formation process in a pc-scale cluster forming clumps. - 世話人の連絡先
- 名前:児玉忠恭
- 備考
- テレビ参加不可
以上