2011.12.19-12.25

12月21日(水)16:00~17:00 Galaxy Workshop Subaru すばる棟 1F 院生セミナー室
Dec 21 Wed  Galaxy Workshop Subaru Student Seminar Room, Subaru Bldg.

詳細は以下をご覧ください。

12月21日(水)

キャンパス
三鷹
セミナー名
Galaxy Workshop Subaru
臨時・定例の別
定例
日時
12月21日(水)16時~17時
場所
すばる棟 1F 院生セミナー室
講演者
田中雅臣
所属
国立天文台 理論研究部
タイトル
Observational Studies of Supernovae with Subaru:
FOCAS Spectropolarimetry and (Future) HSC Transient Survey
すばる望遠鏡による超新星爆発の研究:FOCAS偏光分光とHSC Transient Survey計画
アブストラクト
超新星爆発は星が一生の最期に起こす大爆発ですが、その爆発のメカニズムは明らかになっておらず、長年の問題となっています。
近年、この問題を解く鍵が爆発の多次元的な形状にあると考えられています。
しかし、超新星爆発は点源として観測されるため、通常の観測では多次元的な情報が得られません。
そこで、すばる望遠鏡FOCASを用いて、偏光分光観測を行ってきました。
偏光分光観測は、他の手法では探ることができない天体の多次元的な形状を調べる強力な方法です。
観測の結果、超新星爆発が軸対称よりも複雑な三次元構造を持っていることが明らかになりました。
この結果から示唆される、爆発のメカニズムについて議論します。
また、すばるの次期観測装置Hyper Suprime-Camを使ったtransient surveyの計画を紹介します。
連絡先
名前:須田拓馬
備考
テレビ参加不可

以上