2015.11.2-11.8

11月2日(月)13:30~15:00  太陽系小天体セミナー   南棟2階会議室
Nov 2 Mon   Solar System Minor Body Seminar   Conference Room, South Bldg.2F

11月4日(水)10:30~12:00  総研大コロキウム   中央棟(北)1F講義室
Nov 4 Wed   SOKENDAI colloquium         Lecture Room

11月4日(水)15:00~16:00  国立天文台野辺山談話会   野辺山観測所本館 輪講室
Nov 4 Wed   Nobeyama NAOJ Seminar       Seminar Room, Main building, NRO

11月6日(金)16:00~17:00  国立天文台談話会   大セミナー室
Nov 6 Fri   NAOJ Seminar          Large Seminar Room

詳細は以下をご覧下さい。

11月2日(月)

キャンパス
三鷹
セミナー名
太陽系小天体セミナー
臨時・定例の別
定例
日時
11月2日(月曜日)13時30分~15時
場所
南棟2階会議室
講演者
佐藤幹哉・塚田健
連絡先
 名前:渡部潤一
備考
テレビ会議またはスカイプによる参加も可

11月4日(水)

Campus
Mitaka
Seminar Name
SOKENDAI colloquium
Regular/Irregular
Regular
Date
10:30-12:00, Nov 4, 2015
Place
Lecture Room, 講義室 (IP: 133.40.2.229)
Speaker 1
Sumire Tatehora
Affiliation
D3, SOKENDAI (supervisor: Nobuo Arimoto)
Title
The morphologies and stellar population of high-z galaxies at 0.5<z<2.5; star-forming main sequence, clumpy galaxies and passive galaxies
Speaker 2
Tomonari Michiyama
Affiliation
M2, SOKENDAI (supervisor: D. Iono)
Title
Star Forming Molecular Gas in Merging Galaxies ~ASTE Observation~
Organizer
Name : Ryosuke Nagasawa
Comment
TV conference connection is available from Hawaii, Nobeyama, Mizusawa and Okayama.

11月4日(水)

キャンパス
野辺山
セミナー名
国立天文台野辺山 談話会
臨時・定例の別
定例
日時
11月4日(水曜日) 15:00~16:00
場所
野辺山宇宙電波観測所 本館 輪講室
講演者
泉奈都子 氏
所属
東京大学
タイトル
WISE selected candidate of distant star-forming regions in the outer Galaxy beyond the outer Arm
Abstract
 我々は銀河系の外縁部(銀河半径RG ≧ ~ 13.5 kpc)における星生成領域探査とその観測を包括的に進めている。この領域は太陽近傍と比較して極めて低いガス密度・金属量など矮小銀河に似た始原的な環境を持つため、このような特殊な環境が星生成に及ぼす影響をpcスケールの詳細さで研究することができる。
 本発表では、WISE衛星による中間赤外線の全天サーベイとFCRAOによるCOのouter Galaxy surveyのデータを用いた星生成領域の効率的な同定方法とそれを用いて新たに検出した星生成領域候補について紹介する。さらに、その結果得られた銀河系外縁部における星生成の統計的な性質についても併せて議論したい。
連絡先
 名前:西村淳
備考
テレビ参加可

11月6日(金)

キャンパス
三鷹
セミナー名
国立天文台談話会
臨時・定例の別
定例
日時
11月6日 (金) 16:00-17:00
場所
大セミナー室
講演者
鈴木 建
所属
名古屋大学
タイトル
磁気乱流による銀河系中心近傍ガスの非円軌道運動の励起
Abstract
銀河系中心近傍の COなどの観測から得られる位置-速度図には、特徴的な平行四辺形の形状が見られ、バルジ中の天体が形作る棒状成分の重力ポテンシャルによる非円軌道成分を反映しているものと、これまで説明されてきている。一方で銀河系中心付近では、太陽系近傍の星間空間に比較してはるかに強い磁場の存在が示唆されており、Fukui et al.(2006)による磁気浮力による磁気ループの観測などからも分かるように、ガス成分の動力学にも磁場が大きな影響を与えるものと考えられる。しかしながらこれまで、磁場とガスの運動は別個の研究対象と捉えられてきた感があり、銀河系中心領域の磁気流体力学過程は詳細に調べられていない。本研究では、棒成分を考慮しない軸対称な重力ポテンシャルの存在下で 3次元磁気流体数値実験を行い、磁気乱流による非円軌道運動の励起の可能性を精査した。乱流的磁場による角運動量輸送と磁気圧勾配力のムラが発生し、回転速度と比較して無視できない程度の動径方向速度が間欠的に生じる。その結果、数値実験から得られる位置-速度図にも、時間と共に変形を繰り返す平行四辺形が現れた。棒形状の恒星重力ポテンシャルが無くとも、磁気活動がガス成分の非円軌道運動を十分説明し得るということであり、この成果は銀河系中心近傍領域のガスの動力学における磁場の重要性を端的に示すものである。
連絡先
名前:久保 雅仁

以上

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