2015.1.26-2.1

1月26日(月)13:30~15:00  太陽系小天体セミナー   南棟2階会議室
Jan 26 Mon   Solar System Minor Body Seminar   Conference Room, South Bldg.2F

1月28日(水)10:30~12:00  総研大コロキウム   中央棟(北)1F講義室
Jan 28 Wed   SOKENDAI colloquium         Lecture Room

1月28日(水)14:10~15:10  理論コロキウム   中央棟(北)1F講義室
Jan 28 Wed   DTA Colloquium            Lecture Room

1月30日(金)13:30~15:30  国立天文台野辺山談話会   野辺山観測所本館 講義室2
Jan 30 Fri   Nobeyama NAOJ Seminar       Lecture Room2, Main building, NRO

1月30日(金)16:00~17:00  国立天文台談話会   大セミナー室
Jan 30 Fri   NAOJ Seminar          Large Seminar Room

詳細は以下をご覧下さい。

1月26日(月)

キャンパス
三鷹
セミナー名
太陽系小天体セミナー
臨時・定例の別
定例
日時
1月26日(月曜日)13時30分~15時
場所
南棟2階会議室
講演者
佐藤幹哉
タイトル
2014年ほうおう座流星群遠征観測報告
連絡先
 名前:渡部潤一
備考
テレビ会議またはスカイプによる参加も可

1月28日(水)

Campus
Mitaka
Seminar Name
SOKENDAI colloquium
Regular/Irregular
Regular
Date
10:30-12:00,01/28, 2014
Place
Lecture Room
Speaker
Daehyun Oh
Title
TBD
Organizer
Name : Taiki Suzuki
Comment
TV conference system is available connecting from Nobeyama, Hawaii,Mizusawa, and Okayama.

1月28日(水)

キャンパス
三鷹 
セミナー名
理論コロキウム
臨時・定例の別
 定例
日時
 1月 28日(水曜日) 14時10分 ~ 15時10分
場所
 講義室
講演者
  朝比奈 雄太
所属
千葉大学大学院理学研究科
タイトル
ジェットと 星間中性水素ガス雲相互作用による分子雲形成の磁気流体シミュレーション
Abstract
活動銀河核や マイクロクェーサーで観測される宇宙 ジェットは中心天体近傍で解放されたエネルギーを遠方まで伝え、星間ガスと 相互作用することで周囲の環境に大 きな影響を与え る。本研究ではジェットと星間ガスの 相互作用による分子雲の形成機構を明ら かにするために、星間ガスの 冷却過程を考慮した磁気流体計算を実施した。この計算を銀河系内 ジェット天体SS433の ジェットの延長上に並んだ分 子雲、Westerlund 2星団方向に観測された分子雲、銀河系中心領域の赤外線観測で発見された二重らせん星雲に付随した分子雲に適用した。ジェットの衝撃波によって圧縮された星間中性水素(HI)ガスは密度増加による冷却率の上昇によって冷却され、ジェットを包む低温高密度な領域を形成した。このような領域で分子ガスが形成される可能性がある。この低温高密度ガスの動径速度は数km/sになり観測される視線速度を説明することができる。またHIガスの密度分布がジェットの構造や分子雲の形状に与える影響を調べ、HIガスの フィリングファクターによっ て、低温高密度領域がWesterlund 2星団方向の分子ガスの広がった分布や円弧状の分布を再現できることを示した。二重らせん星雲に適用した計算では、銀河系の 回転軸の周り を回転するHIガスと ジェットの相互作用を調べ、回転速度程 度の視線速度差 をもつ高密度ガス雲が形成 されることを示した。
連絡先
 名前: 長谷川 靖紘

1月30日(金)

キャンパス
野辺山
セミナー名
国立天文台野辺山 談話会
臨時・定例の別
定例
日時
1月30日(金曜日) 13:30 ~15:30
場所
野辺山宇宙電波観測所 本館 講義室2
講演者
水野 いづみ 氏
所属
鹿児島大学
タイトル
Single-dish polarimetry using a software-based polarization spectrometer
Abstract
星形成は重力、磁場、乱流が複合的に働き進行すると考えれている。しかし、星形成の母胎となる初期の分子雲コアにおける磁場の検出例がないことから、磁場の役割は分かっておらず、星形成の理解における大きなボトルネックとなっている。CCS分子のゼーマン分裂計測は、信頼できる分子雲コアの磁場計測のプロープだと考えられてきた。しかし、理論的に予測されている100μGの磁場では、わずか数mKの円偏波成分に64Hzしかゼーマン分裂をおこさない。そこで、高周波数分解能 (周波数分解能:61Hz) のソフトウェア分光計PolariSを開発し、世界最大級の感度を持つ野辺山45m電波望遠鏡に搭載し、偏波分光計を構築した。人工直線偏波を用いて偏波較正を行い、CCS分子輝線の観測を行ったところ、我々の装置を用いて54時間観測することで100μGの磁場を5σで検出できるという見積もりを得た。本講演では、偏波計測手法、PolariSの開発・性能評価結果、偏波計測結果について議論しまとめる。
連絡先
 名前:諸隈 佳菜
備考
テレビ参加可

1月30日(金)

キャンパス
三鷹
セミナー名
国立天文台談話会
臨時・定例の別
定例
日時
1月30日(金) 16:00-17:00
場所
大セミナー室
講演者
松本晃治
所属
国立天文台
タイトル
「測月データを利用した月内部構造の推定」
“Internal structure of the Moon estimated with selenodetic data”
Abstract
月の内部構造を知ることは、月の起源と進化を理解する上で重要である。アポ ロ月震計データを用いて月の内部構造を推定する研究は数多くなされたが、最 も深い月震源より下(およそ1000 km以深)の構造には大きな不確定性が残っ た。一方、質量、慣性モーメント、ラブ数などの測月学的な観測データも月内 部構造を拘束しうる。近年、GRAILという月重力ミッションによって一部の測 月データの精度が大きく向上した。このGRAILの観測成果と共に、そのデータ を利用して月内部構造を推定するとマントル最下部にやわらかい層の存在が示 唆されるという我々の研究成果も紹介したい。
連絡先
名前:松田 有一

以上

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