4月25日(月曜日)13:30~15:00 太陽系小天体セミナー 南棟2階会議室 Solar System Minor Body Seminar the Conference Room of South Building (2F), NAOJ
4月26日(火曜日)15:00~17:00 EA-ARCセミナー ALMA棟 3階 小会議室 (307) EA-ARC Seminar Small Conference Room of ALMA Building (307),Mitaka
4月27日(水曜日)14:00~ 理論コロキウム コスモス会館会議室 Theoritical Division Colloquium Cosmos Seminar Room,Mitaka
4月27日(水曜日)16:00~17:00 国立天文台野辺山談話会 場所:野辺山観測所 本館 輪講室 (Nobeyama Dan-wa-kai) Seminar Room,Nobeyama
4月28日(木曜日)15:00~16:00 高エネルギーセミナー 中央棟(南)3階セミナー室 High Energy Seminar South Bldg Seminar Room(3F)
4月28日(木)15:30-16:30 HDSセミナー すばる棟2階TV会議室 HDS Seminar Subaru Bldg TV Conference Room(2F)
4月25日(月)
- キャンパス
- 三鷹
- セミナー名
- 太陽系小天体セミナー
- 臨時・定例の別
- 定例
- 日時
- 4月25日(月)13:30~15:00
- 場所
- 南棟2階会議室
- 講演者
- 寺居剛
- 所属
- 国立天文台光赤外研究部
- 内容
- 研究紹介
- 世話人の連絡先
-
名前:渡部潤一
- 備考
- テレビ参加可、主に英語で進行
・welcome to participate via TV conference system
・mainly in English
4月26日(火)
- キャンパス
- 三鷹
- セミナー名
- EA-ARCセミナー
- 日時
- 4月26日(火)
15:00 -17:00 - 場所
- ALMA棟 3階 小会議室 (307)
- 講演者
- 西合一矢 さん
- 所属
- 国立天文台ALMA推進室
- タイトル
- First Coreの観測的性質 – ALMA Cycle0 に向けて –
- 内容
-
星は分子雲コアが重力崩壊して形成されるが、分子雲コア段階と
原始星段階の間には大きな観測的にミッシングリンクが存在する。
そして、First Coreこそ、その観測的ミッシングリンクのど真ん中
の進化段階に位置する準平衡天体である。それは、連星分裂を起こし、
アウトフローを駆動すると考えられており、星形成を解明する上で
鍵となる天体(進化段階)である。First Coreは、星コア形成の数千
年前に現れ、10AUスケールのサイズと数百Kの温度を持つと考えられている。
その短い寿命と、小さなサイズ、また分子雲コア深くに形成されることが、
First Coreの観測と同定を困難にしている。
しかし、近年の観測精度向上に伴い、傍証を元にいくつかの候補天体が
報告されつつあり、国際的な観測競争が激化している。このような中で
2011年より運用開始されたALMAは、サブミリ波という透過力の強い波長帯で
きわめて高い分解能と感度を持つ観測機器でありFirst Core観測に決定的
な役割を演じると期待される。我々は、世界に先駆けてのFirst Core観測
をめざし、その観測的特長を輻射流体計算や化学進化を元に理論予測w)
「靴討い襦H・修任牢兮・ζ営衒・,覆匹魑掴世垢詬縦蠅任△襦・・w) - 備考
- 終了後、小一時間ほど皆でカフェタイム
EAARCセミナーでは、気楽なカフェタイムとして、
セミナーの後にコーヒーを飲みお菓子を食べながら、
気楽に議論をする場を設けています。気楽にご参加ください。
こちらでも用意していますが、コーヒーカップを持参してもらえると助かります。
EA-ARCセミナーは、
ALMA推進室 EA-ARC (東アジアALMA地域センター)
の有志を中心として、サイエンスを議論する場です。
特にALMAでのES (Early Science)、更にはその先の
サイエンスを考える上で有意義な場にできればと考
えています。
参加は自由です。
また、発表を希望される方は、安井(ck.yasui_at_nao.ac.jp)
までご連絡ください。一回のみの発表や参加も可能です。
また、周りで興味を持ちそうな方がいらっしゃいましたら、
お知らせくださると幸いです (ALMA関係者以外も歓迎い
たします)。
それでは、皆様奮ってご参加ください。
世話人:
ALMA推進室: 西合一矢 ALMA推進室: 安井千香子
4月27日(水)
- キャンパス
- 三鷹
- セミナー名
- 理論コロキウム
- 臨時・定例の別
- 定例
- 日時
- 4月27日(水曜日)14時~
- 場所
- コスモス会館会議室
- 講演者
- 浅野栄治氏
- 所属
- 国立天文台 天文シミュレーションプロジェクト(CfCA)
- タイトル
- 相対論的に膨張する磁気ループの自己相似解と数値実験
- 内容
-
軟ガンマ線リピータにおけるガンマ線フレアのモデルとし
て、マグネター表面に現れた磁気ループが相対論的速度で
膨張し、磁気ループ中に形成される電流シートで磁気エネ
ルギーを解放するというモデルが提案されている。高橋ら
(2009)は、これを相対論的MHD方程式へ拡張し、磁気ルー
プ膨張の自己相似解を求めた。本発表では、その解の特性
や、数値実験との比較について議論するとともに、相対論
的MHDのコード開発についても触れる予定である。 - 世話人の連絡先
-
名前:山崎 大
- キャンパス
- 野辺山
- セミナー名
- 国立天文台野辺山 談話会
定例: - 日時
- 4月27日(水曜日) 16時~17時
- 場所
- 野辺山観測所 本館 輪講室
- 講演者
- 明石俊哉氏
- 所属
- 東京工業大学/野辺山宇宙電波観測所
- タイトル
- おうし座分子雲L1551 における低密度クランプサーベイ
- 内容
-
星は分子雲コアの重力収縮により形成することから、分子雲
コアの質量関数 (CMF)
は、IMFの起源を解明する鍵となると考えられる。実際、H13CO+
を用いて高密度域の CMF が導出されており、IMFの特徴的な大質量
側の冪乗則dN/dM ∝ M^?γ (γ = 2.3?2.6) との類似性が示されて
いる(Ikeda et al.2007)。
星形成は密度の上昇過程であるので、IMF 起源はより低い密度域にある
ことが示 唆される。
そこで、13CO(1-0)輝線を用いてより低い密度の構造を調べた。観測領域は、
近 傍(?160 pc)の小質量星形成領域のL1551領域で、過去にC18O 観測による
CMF 導出によりIMF と 一致するγ=2.3±0.3が得られている。
これらのclump の質量関数を導出した結果、γ = 2.3±0.1 となり IMFの値と
一致することが分かった。しかし、clump に対しビリアル解析を行ったところ、
重力束縛状態になく、乱流が支配的で一時的な構造であることがわかった。
以上の結果から、質量関数の大質量側の冪指数 は10^3cm^?3 以上で一定であり、
IMFの冪指数と一致し、その起源は星間乱流による分子雲の構造形 成過程により
決定されることが示唆される。 - 世話人の連絡先
- 名前:小野寺幸子、柴崎清登、高橋茂
- 備考
- テレビ参加可
4月28日(木)
- キャンパス
- 三鷹
- セミナー名
- 高エネルギーセミナー
- 臨時・定例の別
- 定例
- 日時
- 4月28日(木曜日)15時00分 ~ 16時00分
- 場所
- 中央棟(南)3階セミナー室
- 講演者
- 高水 裕一 氏
- 所属
- 早稲田大学理工学術院 先進理工学部 物理学科
- タイトル
- CMBと長波長揺らぎの非線形進化
- 内容
- 電弱相互作用を超える高エネルギー領域である初期宇宙では、
インフラトンの量子揺らぎが、CMBさらには銀河などの構造の種を与える
と考えられている。
初期宇宙物理は、素粒子的力と重力の両方が本質的な役割を担っており、
新たな基本法則が見つかる可能性が高い。そのためには、CMBや銀河分布
の観測から上述の「初期密度揺らぎ」を介して、高エネルギー物理を模索
する必要がある。とくに、宇宙の地平線を超えるような長波長揺らぎは、
宇宙論的に非常に重要な役割を果たしており、今回はこの領域での一般的
な非線形揺らぎの進化について発表する。 - 世話人の連絡先
-
名前:祖谷元
- キャンパス
- 三鷹
- セミナー名
- HDSセミナー
- 臨時・定例の別
- 定例
- 日時
- 4月28日(木)15:30-16:30
- 場所
- すばる棟2階TV会議室
- 講演者
- 青木和光
- 所属
- 国立天文台/総合研究大学院大学
- タイトル
- SDSS/SEGUEのデータ解析パイプライン(論文紹介)
- 世話人の連絡先
- 名前:伊藤紘子
- 備考
- テレビ会議およびSkypeでも参加可能