2014.6.16-6.22

6月16日(月)13:30~15:00  太陽系小天体セミナー   南棟2階会議室
June 16 Mon   Solar System Minor Body Seminar   Conference Room, South Bldg.2F

6月18日(水)10:30~12:00  総研大コロキウム   中央棟(北)1F講義室
June 18 Wed   SOKENDAI colloquium         Lecture Room

6月18日(水)14:10~15:10  理論コロキウム   コスモス会館 会議室
June 18 Wed   DTA Colloquium          Conference Room, Cosmos Lodge

6月20日(金)16:00~17:00  国立天文台談話会   大セミナー室
June 20 Fri   NAOJ Seminar        Large Seminar Room

詳細は以下をご覧下さい。

6月16日(月)

キャンパス
三鷹
セミナー名
太陽系小天体セミナー
臨時・定例の別
定例
日時
6月16日(月曜日)13時30分~15時
場所
南棟2階会議室
講演者
榎本孝之
所属
総研大
タイトル
偏光撮像装置”HOPS”で捉えた金星上層ヘイズの微物理特性
Abstract
我々は、京都大学飛騨天文台の65cm屈折式望遠鏡にHOPSを装着し、2012年から金星の偏光撮像観測を定期的に行っている。本発表では、2013年までの観測とその解析結果を紹介する。
連絡先
 名前:渡部潤一
備考
テレビ会議またはスカイプによる参加も可

6月18日(水)

Campus
Mitaka
Seminar
SOKENDAI colloquium
Regular/Irregular
Regular
Date
10:30-12:00, June 18, 2014
Place
Lecture Room
Speaker
Masahiro Onitsuka
Affiliation
D1, SOKENDAI, Mitaka(supervisor: Motohide Tamura)
Title
Measurement of Spin-Orbit Misalignment by Gravity Darkening Effect
Speaker
Tsuguru Ryu
Affiliation
M2, SOKENDAI, Mitaka(supervisor: Saeko Hayashi)
Title
Direct imaging for mid-mass giant having long term RV trend
Facilitator
-Name:Taiki Suzuki

6月18日(水)

キャンパス
三鷹 
セミナー名
理論コロキウム
臨時・定例の別
 定例
日時
6月18日(水曜日) 14時10分 ~ 15時10分
場所
 コスモス会館会議室
講演者
 川島 朋尚
所属
 国立天文台CfCA
タイトル
巨大ブラックホールでの潮汐破壊事象の輻射流体・磁気流体シミュレーション
Abstract
近年、巨大ブラックホールでの潮汐破壊事象に伴う降着率や光度の増加、ジェットの噴出が注目を集めている。系外銀河の中心 Swift J1644+57 では2011年に急激な増光が起こりそのピーク光度はエディントン光度の約1万倍となった。潮汐破壊された星のガスが超臨界降着流を形成したと考えられている。この天体では約1年半後に急激な減光が観測されており、超臨界降着流から標準円盤へ状態遷移した可能性がある。そこで、われわれは輻射流体シミュレーションを実施し、この減光が標準円盤への状態遷移により起こることを確認した。この天体が再び超臨界降着流へと遷移する可能性についても議論する。また、銀河中心ブラックホールSgr A*でもガス雲G2が接近し、増光が期待されていた。現在G2はpericenterを通過中だと考えられているが、依然として銀河中心では増光が確認されていない。G2と高温降着流の相互作用を3次元磁気流体シミュレーションを実施した結果をもとに、G2による今後の増光可能性についても議論する。
連絡先
 名前: 藤井通子
備考
テレビ参加の可否、その情報など

6月20日(金)

キャンパス
三鷹
セミナー名
国立天文台談話会
臨時・定例の別
定例
日時
6月20日(金) 16:00-17:00
場所
大セミナー室
講演者
永原 裕子
所属
東京大学
タイトル
「原始惑星系円盤と微惑星化学組成の共進化」
Abstract
原始惑星系円盤進化に関しては膨大な理論的研究があるにもかかわらず,また,多くの観測があるにもかかわらず,われわれが知りうるのは何億年あるいは何十億年後の惑星(系)の姿,あるいは時空情報が縮退した円盤全体についての情報であり,円盤の物理・微惑星の果たした役割などを検証することは難しい.他方,隕石は原始太陽系円盤において形成された微惑星相当天体と考えられるが,隕石から得られる情報のほとんどは天体形成時あるいはその後のものであり,原始惑星系円盤の情報はきわめて乏しい.
原始惑星系円盤の進化を実証的に理解するため,円盤進化の物理モデルと主要な鉱物の化学組成という化学情報を結合させ,微惑星と考えられている隕石母天体の化学組成を再現しうる条件を推定するという方法を構築した.本モデルにおいては,原始惑星系円盤内のダストの全粒子の時空変化を追跡し,粒子は円場初期の化学情報を保持しているものとした.
 円盤の初期条件,集積率などを変化させて検討した結果,小惑星帯において,また,円盤形成開始から1 Myr 程度の時間において,隕石にみられる微惑星化学組成の多様性が形成されうるためには,初期に高温領域(完全ガス化領域)が少なくとも数AUまで拡がっており,固体物質はガスから凝縮して形成される必要があることが明らかとなった.
連絡先
名前:田中 雅臣

以上

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