6月2日(月)13:30~15:00 太陽系小天体セミナー 南棟2階会議室
June 2 Mon Solar System Minor Body Seminar Conference Room, South Bldg.2F
6月4日(水)14:10~15:10 理論コロキウム コスモス会館 会議室
June 4 Wed DTA Colloquium Conference Room, Cosmos Lodge
6月5日(木)15:00~16:00 VLBIコロキウム 中央棟(南)2F VLBIセミナー室
June 5 Thu VLBI Colloquium VLBI Seminar Room, Main Bldg. (South)
6月6日(金)16:00~17:00 国立天文台談話会 大セミナー室
June 6 Fri NAOJ Seminar Large Seminar Room
詳細は以下をご覧下さい。
6月2日(月)
- キャンパス
- 三鷹
- セミナー名
- 太陽系小天体セミナー
- 臨時・定例の別
- 定例
- 日時
- 6月2日(月曜日)13時30分~15時
- 場所
- 南棟2階会議室
- 講演者
- 古荘玲子
- 連絡先
- 名前:渡部潤一
- 備考
- テレビ会議またはスカイプによる参加も可
6月4日(水)
- キャンパス
- 三鷹
- セミナー名
- 理論コロキウム
- 臨時・定例の別
- 定例
- 日時
- 6月4日(水曜日)14時10分~15時10分
- 場所
- コスモス会館会議室
- 講演者
- 片岡 章雅
- 所属
- 総研大/国立天文台理論部
- タイトル
- Planetesimal Formation via Fluffy Dust Aggregates
- Abstract
- ダストの合体成長過程は、惑星形成の前期段階として重要かつ未解明過程である。本研究では、ダストの合体成長における内部密度進化を導入することで理論的問題点を解決することを目指した。円盤は低温・低圧であるのでダストは付着時に球にはならず、間隙を作りながら成長する。このようなダストの集合体をダストアグリゲイトと呼ぶ。本研究では、従来考えられていた衝突による圧縮の他に、ダストアグリゲイトの静的圧縮過程を導入した。まず、付着力を考慮した多体系の数値計算により、静的圧縮強度を定式化した。次に圧縮強度を惑星形成理論に適用した結果、ダストは一旦高空隙率を持った後、ガス抵抗圧力及び自己重力によって圧縮され、微惑星を形成することがわかった。更にこの時、従来の微惑星形成過程における問題であった中心星落下問題・衝突破壊問題・跳ね返り問題を回避できることがわかった。すなわち、本研究は惑星形成の前期段階であるダストの合体成長過程を初めて統一的に解釈した理論である。
- 連絡先
- 名前: 藤井通子
- 備考
- テレビ参加の可否、その情報など
6月5日(木)
- キャンパス
- 三鷹
- セミナー名
- VLBIコロキウム
- 臨時・定例の別
- 定例
- 日時
- 6月5日(木曜日)15:00~16:00
- 場所
- 中央棟(南)2階VLBIセミナー室
- 講演者
- 志野渚
- 所属
- 総研大
- タイトル
- Testing the formation scenario of Massive stars by CH3OH maser
- Abstract
-
The formation scenario of massive star is not yet fully understand.
We want to know the scenario of the massive star formation regions.
Methanol maser is regarded as the signpost of the formation process of the massive star. Particular, the 44GHz methanol maser is associated with an outflow, and it is said that the 6.7GHz methanol maser is associated with an accretion disk.
If this is true, 44GHz methanol maser is expected to be distributed perpendicularly with respect to rotating disk.
We made the space distribution map of the 44G and 6.7G methanol maser to check it.
In this presentation I explain IRAS18089-1732 of the massive star formation region.
The methanol maser of both 44G and 6.7G was detected from this source. As for the observation, 6.7G performed observation using JVN. And 44G methanol maser used the archive data of the VLA.
We made space distribution map about each methanol maser. Then we were able to compare the map. As a result, we found that an emission position of 44G and 6.7G intersected.
Thus, it is thought that an accretion disk and an outflow may be formed in the massive star forming regions. - 連絡先
- 名前:酒井 大裕
- 備考
- テレビ参加可
6月6日(金)
- キャンパス
- 三鷹
- セミナー名
- 国立天文台談話会
- 臨時・定例の別
- 定例
- 日時
- 6月6日(金) 16:00-17:00
- 場所
- 大セミナー室
- 講演者
- 井上 剛志
- 所属
- 国立天文台
- タイトル
- 「星間衝撃波のダイナミクスと天文学的応用」
- Abstract
- 天文現象の多くは非常に動的であり、超音速流が引き起こす衝撃波が天体の物理的性質に大きく関与している場合が少なくない。本講演では熱的不安定性の励起による相転移や、乱流生成のような空気中の衝撃波では見られない宇宙衝撃波特有の物理的性質について解説する。また、3次元の磁気流体シミュレーションを用いて、それらの性質が分子雲での星形成や超新星残骸といった、天体現象の理解に本質的に重要な役割を演じていることをを示す。
- 連絡先
- 名前:鈴木 竜二
以上