2011.1.17-1.23

1月17日(月) 13:30~15:00  太陽系小天体セミナー 南棟2階会議室

1月19日(水) 14:00~    理論コロキウム    コスモス会館会議室

1月19日(水) 15:00~17:00 野辺山 談話会 野辺山本館 輪講室

1月21日(金) 16:00~17:00  国立天文台談話会   三鷹大セミナー室

1月17日(月)

キャンパス
三鷹
セミナー名
太陽系小天体セミナー
臨時・定例の別
定例
日時
1月17日(月)13:30~15:00
場所
南棟2階会議室
講演者
古荘玲子
所属
国立天文台 天文データセンター/天文アーカイブセンター
内容
論文紹介
世話人の連絡先
 名前:渡部潤一
 
備考
テレビ参加可、主に英語で進行

1月19日(水)

キャンパス
三鷹
セミナー名
理論コロキウム
臨時・定例の別
定例
日時
1月19日(水曜日)14時~
場所
コスモス会館会議室
講演者
井上茂樹
所属
国立天文台/東北大学
タイトル
clump cluster/chain galaxy からの円盤とバルジの形成
内容
 現在の宇宙において、円盤銀河の多くは美しい渦状腕やバルジなどの構造を円
盤内に持って存在している。我々の天の川銀河もそのひとつである。しかし、遠
方の宇宙(z=0.5~3)に見える過去の銀河を観測すると、ガスを豊富に含み塊状
の星形成領域をもった、不恰好な姿をしている。これらの銀河は円盤銀河の形成
期の姿であると考えられており、clum p cluster(edge-on ではchain galaxy)
と呼ばれている。
 本研究では、こうしたclump cluster/chain galaxy が今の円盤銀河の姿に進
化していく描像を数値シミュレーションを用いて追った。結果として、clump
cluster の中で形成された巨大星団”クランプ”が、親銀河の重力による潮汐破壊
や他のクランプとの合体の際に、周囲に星を撒き散らすことによって円盤銀河を
形成していく様子がわかった。つまり、円盤銀河は初めから円盤として形成され
るわけではなく、壊されたクランプの残骸から円盤が作られるのである。
 また、最終的には力学的摩擦によってクランプは銀河中心に到達し、そこでバ
ルジを形成する。そのバルジは、exponential な質量分布を持ちながら、回転を
持ち、また扁平した形状をしている。これらは現在の円盤銀河で見られるバルジ
のうち、pseudo-bulge として分類されるべきバルジの特徴である。従来の
pseudo-bulge は円盤内の渦状腕や棒状構造の作用によって作られると考えてき
たため、本研究の結果は、pseudo-bulge の新たな形成シナリオを提示している
と言える。

連絡先
名前:町田正博
 
キャンパス
野辺山
セミナー名
国立天文台野辺山 談話会
(定例)
日時
 1月19日( 水曜日) 15時~17時
場所
野辺山観測所 本館 輪講室
講演者
松本尚子氏
所属
総合研究大学院大学
タイトル
Astrometry of 6.7GHz Methanol Maser Sources and the Bar Structure of the
Milky Way Galaxy
Abstract
本研究の最終目標はVLBIによるアストロメトリ観測の結果から銀河系の棒状構造の存在を証明することである。先行研究では、すでにVLBI観測によって約50天体の年周視差計測結果が報告されているが、比較的太陽系近傍の天体に集中しており、遠方に位置する銀河系棒状構造周辺の天体については未だ数天体のみであり、銀河系棒状構造の議論をするにはさらに天体数を増やす必要がある。
また、VLBIによるアストロメトリ観測では、遠方のQSOを位置基準とした絶対位置計測により、絶対位置・年周視差(距離)・天球面上の固有(直線)運動・視線速度の情報を得ことができる。過去の銀河系棒状構造の研究において、ガスの(位置、視線速度、絶対固有運動)の3次元について複数天体を束ねて考察された例はない。
本講演では [1] VERA/JVNによる6.7GHzメタノールメーザー源のアストロメトリ観測の評価と本題である[2]
銀河系棒状構造周辺に存在すると思われる天体のアストロメトリ観測および簡単な銀河系モデルとの比較結果について紹介したい。
http://www.nro.nao.ac.jp/~danwa/?p=132
世話人の連絡先
名前:小野寺幸子、柴崎清登、高橋茂
備考
テレビ参加可

1月21日(金)

キャンパス
三鷹
セミナー名
国立天文台談話会
臨時・定例の別
定例
日時
1月21日(金曜日)16時~17時
場所
大セミナー室
講演者
相原博昭
所属
東京大学大学院理学系研究科
タイトル
KEK Bファクトリー加速器の目指す物理
内容
高エネルギー加速器研究機構(KEK)のBファクトリー
加速器は1999年の完成以来、素粒子物理研究施設として
世界のトップを走り続け、昨年(2010年)その役割を終え
ました。そのBファクトリーを使った実験Belleのあげた
代表的成果は、素粒子クォークにおける粒子・反粒子の
非対称性の起源の解明です。2008年ノーベル物理学賞が
与えられた小林・益川理論の正しさを実証した結果です。
Bファクトリーの強度を40倍増強し、測定器の感度を
大幅に向上するSuper Bファクトリー加速器/BelleII実験
建設が本年より開始されます。ここでは、我々が目指す
素粒子物理の新展開をこれまでの成果とともに紹介します。
連絡先
名前:高橋竜太郎