11月16日(火)
- 15:30~17:30 EA-ARCセミナー 三鷹第3会議室
11月17日(水)
- 10:30~12:00 総研大コロキウム 三鷹講義室
- 14:00~ 理論コロキウム コスモス会館会議室
11月18日(木)
- 13:30~14:30 高エネルギーセミナー 中央棟(南)3階セミナー室
11月19日(金)
- 15:00~16:00 VLBIコロキウム 南研2階VLBIセミナー室
- 16:00~17:00 国立天文台談話会 三鷹大セミナー室
11月16日(火)
- キャンパス
- 三鷹
- セミナー名
- EA-ARCセミナー
- 臨時・定例の別
- 定例
- 日時
- 11月 16日(火曜日) 15時30分 ~ 17時30分
- 場所
- 第3会議室
- 講演者
- 田村陽一 さん
- 所属
- 野辺山
- タイトル
- OTF scanning method for large-format submm array cameras
- Abstract
- 近代的なサブミリ波多素子連続波カメラの観測手法について紹介す
る。サブミリ波地上観測では、連続波・分光問わず、常に大気放射
が観測データに多大な影響を及ぼす。このような大気放射成分が多
素子カメラの焦点面に降り注ぐ場合、各素子からの出力信号はお互
いに相関する。この各素子からの信号を100Hz程度でサンプリ
ングし、その時系列データを処理することで、こういった
“相関ノイズ” を除去することが可能である。本セミナーで
は、近年のサブミリ波連続波カメラ観測でひろく成功をおさめてい
る大気除去の原理を紹介する。時間が許せば、ALMA Total Power Array
で検討されているOTFスキャン法を、大気除去の観点から考察
したい。 - 世話人の連絡先
- 名前: 安井 千香子
- 備考
- TV会議で、野辺山からの中継を行います。
11月17日(水)
- キャンパス
- 三鷹
- セミナー名
- 総研大コロキウム
- 臨時・定例の別
- 定例
- 日時
- 11月17日(水曜日)10:30~12:00
- 場所
- 中央棟(北)1階 講義室
- 講演者
- 石崎 剛史
- 所属
- 総研大 M2・三鷹(指導教員 : 柏川 伸成)
- タイトル
- すばる望遠鏡を用いた赤方偏移z>6.5クェーサー探査
- 世話人の連絡先
- 名前:伊藤紘子、澁谷隆俊
- 備考
- 野辺山、ハワイ、水沢、岡山からTV会議で参加可能。
- キャンパス
- 三鷹
- セミナー名
- 理論コロキウム
- 臨時・定例の別
- 定例
- 日時
- 11月17日(水曜日)14時~
- 場所
- コスモス会館会議室
- 講演者
- 押野 翔一
- 所属
- 総研大
- タイトル
- Particle-Particle Particle-Tree: A Direct-Tree Hybrid
Scheme for Collisional N-Body Simulations - Abstract
- これまで衝突系N体計算では計算量が粒子数の2乗に比例するスキーム
が主に使われてきた。今回、我々は計算量がN log Nに比例する新しい
アルゴリズムを開発し性能評価を行った。
このアルゴリズムでは、粒子間重力を距離に依存するカットオフ関数
によって分割し重力の取扱いと時間積分法を切り替える手法である。
これにより、遠距離の粒子間重力にはツリー法を使うことで計算量を
抑え、近距離の粒子間重力は短い時間刻みを使い近接遭遇を計算する
ことが可能となる。本発表では、このスキームを惑星形成過程に適用
し計算精度と計算量がこのスキームのパラメータによってどう変化す
るかについて紹介する。 - 世話人の連絡先
- 名前:町田正博
11月18日(木)
- キャンパス
- 三鷹
- セミナー名
- 高エネルギーセミナー
- 臨時・定例の別
- 定例
- 日時
- 11月18日(木曜日)13時30分 ~ 14時30分
- 場所
- 中央棟(南)3階セミナー室
- 講演者
- 鈴木 昭宏 氏
- 所属
- 東京大学大学院 理学系研究科
- タイトル
- 超新星 shock breakout からの非熱放射
- Abstract
- Shock breakoutとは、超新星爆発において、星の内部で発生した衝撃波が
星の表面に到達することによって起きる現象である。重力崩壊型超新星の
場合、その衝撃波は電子散乱を散逸過程とするradiative shockである。
そして、衝撃波が星の表面に到達すると、衝撃波の散逸を担っていた光子
が洩れだし、UV又はX線で強く光る。これがshock breakoutである。
shock breakoutは超新星が光り始める瞬間に起こる現象であり、観測する
のは非常に難しい。しかしながら、近年の観測技術の発展に伴い、今まで
に数例の観測が報告されている。
本講演では、Ib/c型超新星SN 2008Dのshock breakoutを捉えたと思われる
X線フラッシュのスペクトル及び光度曲線を説明するモデルについて発表する。 - 世話人の連絡先
- 名前:中村 航
11月19日(金)
- キャンパス
- 三鷹
- セミナー名
- VLBIコロキウム
- 臨時・定例の別
- 定例
- 日時
- 11月19日(金)15時~16時
- 場所
- 南研2階VLBIセミナー室
- 講演者
- 澤田-佐藤 聡子
- 所属
- 水沢VLBI観測所
- タイトル
- AGN における K-バンド アンモニア 吸収線の VLBI 観測
- Abstract
- ガスリッチな AGN ではしばしば分子ガスの吸収線の検出が見られる。これらの
AGN の吸収線は、特定の連続波コアジェット成分に局所的に検出されたり、
スペクトル幅が比較的広いことから、AGN 周囲のトーラスガスと推測されている。
アンモニアは K-バンドで豊富に遷移があり、それらがいくつかの系外銀河の中心を
背景に吸収線として検出されている。
我々は、K- バンドアンモニア吸収線に注目し、AGN におけるアンモニア吸収線の
探査や、VLBI 観測を計画している。本トークでは、これらの探査計画や現在までの
観測結果を報告する。 - 世話人の連絡先
- 名前:秦和弘(林隆之)
- 備考
- 水沢にはテレビ会議で繋ぎます
- キャンパス
- 三鷹
- セミナー名
- 国立天文台談話会
- 臨時・定例の別
- 定例
- 日時
- 11月19日(金曜日)16時~17時
- 場所
- 大セミナー室
- 講演者
- 井上一
- 所属
- 文部科学省
- タイトル
- 宇宙開発と宇宙科学と宇宙研究と
- Abstract
- 今年1月より、常勤の宇宙開発委員として霞が関で
勤務している。 我が国の宇宙開発の最近の状況を
紹介するとともに、これからの宇宙開発のあるべき
姿について、さらに、その中で宇宙研や大学・研究
機関が果たすべき役割について、考えるところを
述べたい。また、その本務の合間に天文学研究も
行っており、いわゆるdisk lineの起源の問題や、
降着円盤の歳差運動等についての研究成果も紹介したい。 - 世話人の連絡先
- 名前:高橋竜太郎