Home > HDSセミナー | VLBIコロキウム | その他 | 国立天文台談話会 | 国立天文台野辺山談話会 | 太陽系小天体セミナー | 理論コロキウム | 総研大コロキウム > 2010.11.8-11.14

2010.11.8-11.14

11月08日(月)

 

  • 9:00~    理論コロキウム(臨時) コスモス会館会議室
  •           

  • 10:00~15:20 総研大博士論文予備審査 三鷹大セミナー室
  •  
              

  • 13:30~15:00 太陽系小天体セミナー   南棟2階会議室
  •  

11月10日(水)

     

  • 10:30~12:00 総研大コロキウム    中央棟(北)1階講義室
  •           
              

  • 14:00~    理論コロキウム(定例) コスモス会館会議室
  •           

  • 16:00~17:00 国立天文台野辺山談話会 野辺山観測所本館輪講室

11月11日(木)

     

  • 13:30~14:30 高エネルギーセミナー 中央棟(南)3階セミナー室
  •           
              

  • 15:00~    HDSセミナー      すばる棟2階TV会議室
  • 11月12日(金)

       

    • 15:00~16:00 VLBIコロキウム 南研2階VLBIセミナー室
    •  
                

    • 16:00~17:00 国立天文台談話会  三鷹大セミナー室

11月8日(月)

キャンパス
三鷹
セミナー名
理論コロキウム
臨時・定例の別
臨時
日時
11月8日(月曜日)9時~
場所
コスモス会館会議室
講演者
赤堀 卓也
所属
韓国忠南大学自然科学研究所
タイトル
新時代の幕開け 銀河間磁場のファラデー回転度
内容
我々の宇宙は電離したプラズマで満ち、それらは磁化していると考
えられている。実際、銀河団には数千万度の高温プラズマが存在し、
1-10 マイクロガウスに磁化していることがX線や電波の観測から分
かっている。しかし、この磁場(銀河間磁場)がどのようにして作
られどのような性質を持つべきかということは、まだ理論的に十分
に説明されていない。大規模構造の銀河間磁場に至っては、観測的
な証拠が乏しくほとんど謎といってよい。我々は、乱流ダイナモ理
論に動機づけられた銀河間磁場のモデルを用いて、銀河団と大規模
構造の銀河間磁場を統一的に理解することを目指している。また銀
河間磁場を探る有望な手段の一つとして、偏光電波のファラデー回
転に注目し、銀河間磁場のファラデー回転度を詳しく調べている。
その結果、現在の近傍宇宙で大規模構造フィラメントのファラデー
回転度の平均二乗偏差は1 rad m^{-2} 程度であること、確率
分布関数は対数正規分布に従うこと、パワースペクトルが1 Mpc
程度にピークを持つことなどが分かった。さらに、赤方偏移5
にまでデータをスタックし電波銀河の赤方偏移分布を考慮した結
果、フィラメントで観測されうる平均二乗偏差は数 rad m^{-2}
程度に達すること、確率分布関数はやはり対数正規分布に従うこ
と、パワースペクトルは0.2度スケールにピークを持つことが
分かった。我々の予測は次世代の国際大型干渉計Square Kilometer
Array (SKA) で検証されうると期待されることから、オーストラリアの
ASKAP POSSUMグループ、日本のSKAコンソーシアムや、また韓
国で検討が始まっている。本講演では以上の結果について紹介した
上で、ハイパスフィルター画像処理によって天の川銀河成分を除去
する新しいコンセプトについても紹介する。
世話人の連絡先
 名前:町田正博
キャンパス
三鷹 
セミナー名
博士学位論文予備審査
臨時・定例の別
臨時
日時
11月8日(月曜日)10時 ~ 15時20分(発表終了時間)
場所
三鷹キャンパス大セミナー室
講演者
押野翔一、山下一芳、鈴木重太朗、松本尚子、貴島政親
所属
総合研究大学院大学天文科学専攻
タイトル
①Particle-Particle Particle-Tree : A Direct-Tree Hybrid Scheme for
Collisional N-Body Simulations(押野)
②An Observational Study of the Massive Cluster Forming Region with High
Spatial Resolutions(山下)
③Neutrino Temperature Dependence of the Detection Rate for Supernova
Relic Neutrinos(鈴木)
④Astrometry of 6.7 GHz Methanol Maser Sources and the Bar Structure of
the Milky Way Galaxy(松本)
⑤Application of VLBI-data to deriving long-term flux-variation for AGNs
(貴島)
Abstract
割愛
世話人の連絡先
 名前:総務課研究支援係
備考
割愛
キャンパス
三鷹
セミナー名
太陽系小天体セミナー
臨時・定例の別
定例
日時
11月8日(月)13:30~15:00
場所
南棟2階会議室
講演者
野沢由依、堀井俊ほか
内容
学生などの進捗報告など
世話人の連絡先
 名前:渡部潤一
  
備考
テレビ参加可、主に英語で進行

11月10日(水)

キャンパス
三鷹
セミナー名
総研大コロキウム
臨時・定例の別
定例
日時
11月10日(水曜日)10:30~12:00
場所
中央棟(北)1階 講義室
講演者
末永 拓也
所属
総研大 M2・三鷹(指導教員 : 田村 元秀)
タイトル
オリオン大星雲における浮遊惑星質量天体の近赤外分光観測
世話人の連絡先
 名前:伊藤紘子、澁谷隆俊
 
備考
野辺山、ハワイ、水沢、岡山からTV会議で参加可能。
キャンパス
三鷹
セミナー名
理論コロキウム
臨時・定例の別
定例
日時
11月10日(水曜日)14時~
場所
コスモス会館会議室
講演者
政田洋平
所属
神戸大学
タイトル
太陽の磁気回転不安定性 (MRI) とダイナモ・角運動量輸送
内容
太陽内部の磁場増幅(=ダイナモ)と角運動量輸送メカニズムは、太陽物理学最大の謎で
あり、いずれも太陽内部回転則の起源と密接な関わりを持つ。日震学の手法で観測可能な
太陽内部回転則を詳細に調べ、回転の駆動・維持機構を理解する事は、これら未解決問題
の重要な切り口になる。回転の起源を理解することが、太陽ダイナモ・角運動量輸送問題
の本質であると言っても過言ではない。
ロスビー数 (~ 慣性力/コリオリ力) が十分小さい太陽内部では、コリオリ力と気圧傾度力
がバランスし、温度風平衡が保たれる (Pedlosky 1987; Kitchatinov & Rudiger 1995)。
これが、テイラー・プラウドマン状態からのずれを引き起こし、太陽対流層で観測されて
いる回転軸に並行な角速度勾配を生む原因になると考えられている (c.f, Thompson 2003)。
つまり、温度風平衡は、緯度方向のエントロピー勾配が対流層の差動回転をドライブする
本質的な物理であることを示唆する (Balbus 2009)。
我々は、磁気回転不安定性(MRI)が駆動するMHD乱流の、熱・エントロピー生成機構としての
役割に注目し研究を進めている。今回我々は、MRI乱流による乱流加熱が、太陽内部の温度
風平衡に対しどのような影響を及ぼすか調べた。本研究の結果、1) 温度風平衡が予言する
高緯度tachoclineの異常熱生成領域と、MRI乱流の駆動領域が一致すること、2) MRIによって
維持される乱流加熱と極向きの物質輸送を考慮に入れる事で、tachoclineにおける異常熱生成
とそれに伴うwarm poleの形成を、定量的に矛盾無く説明できることを明らかにした。
本講演ではMRI乱流の物理的性質とその温度風平衡の中での役割を解説するとともに、
MRIとダイナモメカニズムとの繋がりについても議論する。
世話人の連絡先
 名前:町田正博
 
キャンパス
野辺山
セミナー名
国立天文台野辺山 談話会
定例:
日時
 11月10日( 水曜日) 16時~17時
場所
野辺山観測所 本館 輪講室
講演者
竹腰達哉氏
所属
北大・野辺山太陽電波観測所
タイトル
AzTEC/ASTEによる小マゼラン雲中の分子雲に対する1.1mm連続波観測
内容
小マゼラン雲(SMC)は、銀河系からの距離が約60kpcに位置する矮小銀河で、
我々の銀河系と比べて重元素量が10分の1程度と少ない。
このような低金属量環境下では、CO分子の光解離によって、
分子雲全体の質量をCO輝線観測では十分にトレースできていない可能性が
指摘されている。
本研究では、紫外線場の影響を受けていない分子雲の状態を調べるため、
AzTEC/ASTEにより1.1mm連続波の、SMC北東領域の大質量星形成の兆候が
見られない分子雲に対する高感度観測を行った。
解析の結果、これまでCO(J=1-0)輝線で検出されている分子雲4つを10σ以上で検出できた。
加えて10σ以上の強度を持つ天体は15個検出された。
1.1mmの連続波強度をSpitzer衛星望遠鏡による波長160μmの強度と比較すると、
非常に良い空間的相関が見られる。
このため1.1mm連続波は、主にBiggrainからの~20K程度の熱放射と考えられる。
そこでこれらの天体に対して、SED解析を行ったところ、典型的に約25K程度の
熱放射で、質量は2×104太陽質量程度であり、銀河系内での典型的なGMCの物理量をもつことがわかった
。また、一部の天体のピークでは星形成の指標として知られる24μm天体との良い相関が見られ、
高密度な分子ガスの存在を示唆している。
また、これらの天体の質量関数のべきも、我々の銀河系と同程度であった。
これらの事実から、1.1mmで検出された天体は、これまでのCO輝線による観測で未検出の分子雲の可能性がある。
今後これらの天体についての統計的な理解を深めるために、さらに広域の連続波観測を行ないたい。
また、近年の矮小銀河の研究では、500μm以上の波長でSEDの超過が知られており、長波長側でのダストの性質を理解し、
ダスト質量を正確に見積もるためにも、多波長でのサブミリ波帯の連続波データが重要である。
これらの研究を進めるためにも、ASTE搭載用の多色連続波カメラの開発が欠かせない。
世話人の連絡先
名前:小野寺幸子、柴崎清登、高橋茂
備考
テレビ参加可

11月11日(木)

キャンパス
三鷹
セミナー名
高エネルギーセミナー
臨時・定例の別
定例
日時
11月11日(木曜日)13時30分 ~ 14時30分
場所
中央棟(南)3階セミナー室
講演者
藤澤 幸太郎
所属
東京大学大学院 総合文化研究科
タイトル
磁場を伴ったコンパクトオブジェクトの定常的な構造
内容
10^9Gから10^12G程度の磁場を持つ中性子星や,
10^15Gにも達する強力な磁場を持つマグネターをはじめ,
宇宙に存在する多くの星は磁場を伴っている.
また,ブラックホール周囲の降着円盤も磁場を伴っていて,
重要な役割を果たしている.しかし,そういったコンパクトオブジェクトの
磁場の定常的な構造がどのようになっているかは,
それほど自明ではない.磁場を伴ったコンパクトオブジェクトの
定常的な構造を求めるためには,動的な方程式系に適当な
初期条件を与えて解くことで準定常状態を求める方法と、
始めから時間依存性を落とした方程式系をself-consistent
に解いて定常解を求める方法がある.
我々のグループでは後者の方法を採用して,
定常で軸対称な磁場を伴った星の構造を求める計算を行ってきた.
今回は,その定式化や計算方法,歴史的な背景などを
具体的な計算結果を用いて議論していく.
世話人の連絡先
 名前:中村 航
キャンパス
三鷹
セミナー名
HDSセミナー
臨時・定例の別
定例
日時
11月11日(木曜日)15:00-
場所
すばる棟2階TV会議室
講演者
竹田 陽一
所属
国立天文台
タイトル
金属欠乏星における硫黄の化学組成
内容
硫黄はα元素であるが、酸素と同様に揮発性という特徴を持っており、
大質量星内で合成されて超新星で放出されてもダストに潜り込んで
隠れてしまうことがなくそのままガスの状態で次世代の星に取り込まれる
と考えられるので、銀河初期の古い金属欠乏星における硫黄組成は
銀河系の化学進化を探る上での特に重要な情報を提供してくれる。
しかし、金属欠乏星の[S/Fe] vs. [Fe/H]関係がどのようなふるまいを
とるかについてはここ十年来の論争が未だに収束を見ていない。
これはどのラインを用いるか、またNLTE効果を考慮するか、によって
結果が顕著に異なってくるからである。金属量が[Fe/H]~ -3あたり
までに低下すると[S/Fe]比は単調増加して~+1に近くなるのか
(マルチプレット6のλ8693-4線)? それとも他のα元素のように
平坦な頭打ちになって~+0.3あたりに落ち着くのか(マルチプレット1の
λ9212/9228/9237線)? 我々(竹田、比田井)は この問題に新たな
視点から取り組むべく、近赤外λ10455-10459三重線(マルチプレット3)
から金属欠乏星の硫黄組成を求めることにした。この線は十分強い
のみならず地球大気の吸収線の影響がないというメリットがあり
うってつけである。近赤外の分光観測は2009年7月末にすばる望遠鏡の
IRCS+AO188を用いて33個の広い金属量範囲のディスクとハローの星に
ついて行ったが、このデータを解析したところ、[Fe/H]~ -2.5あたり
までは[S/Fe]は+0.2-0.3で平坦で、そこから不連続に増加して
[Fe/H]~-3で[S/Fe]~+0.7-0.8になるという意外な結果が得られた。
今回は問題の背景とこの近赤外観測並びに解析結果を中心にお話ししたい。
世話人の連絡先
名前:伊藤紘子
備考
TV会議で各地から参加可能。

11月12日(金)

キャンパス
三鷹
セミナー名
VLBIコロキウム
臨時・定例の別
定例
日時
11月12日(金曜日)15時~16時
場所
南研2階VLBIセミナー室
講演者
国吉雅也
所属
Max-Planck-Institut fur Radioastronomie
タイトル
Low Frequency Array
内容
LOFAR is the LOw Frequency ARray at 10-240MHz (Phased array of ~10,000
dipole antennas) for radio astronomy, which has greater resolution
and sensitivity than Very Large Array (VLA) and
Giant Meterwave Radio Telescope (GMRT). LOFAR was built by ASTRON in
the Netherlands. The project is expanding to other European countries,
which are Germany, Great Britain, France and Sweden at the moment. The
total effective collecting area is approximately 1 square kilometer.
The key projects are the Epoch of Reionisation, Large-sky surveys,
Transient radio phenomena and pulsars, Ultra-high-energy cosmic rays,
Cosmic magnetism, and Solar physics and space weather. I belong to the
transient radio phenomena and pulsar group, and the cosmic magnetism
group. The pulsar group has already observed more than 100 pulsars and
produced the pulsar profiles. I’ll present some recent results and
the future strategy.
世話人の連絡先
名前:秦和弘(林隆之)
備考
水沢にはテレビ会議で繋ぎます。
キャンパス
三鷹
セミナー名
国立天文台談話会
臨時・定例の別
定例
日時
11月12日(金曜日)16時~17時
場所
大セミナー室
講演者
佐藤賢一
所属
電気通信大学
タイトル
江戸時代の数学者と天文暦学を巡る話題
内容
17世紀の日本では、独自の数学である和算が
展開し始め、数々の問題が解決されていった。関孝
和がしばしばその代表格として取り上げられるが、
彼の生きていた時代は一方で、日本国内に天文暦学
の関心が急速に高まった時代でもあった。続く18世
紀にかけて、さらにその傾向に拍車がかかる。一体
どのような天文学や数学に関する情報が日本の学者
たちの間に広まっていたのであろうか。何人かの学
者の当時の証言を拾いながら追跡する。
世話人の連絡先
 名前:高橋竜太郎
 

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