「総研大入試ガイダンス」ご報告(・ω・▼)ノシ

「総研大入試ガイダンス」ご報告(・ω・▼)ノシ
貴島 政親(総合研究大学院大学 物理科学研究科 天文科学専攻)
2010年05月22日(土)に国立天文台(三鷹キャンパス)にて、総研大入試ガイダンスが行われました。雨天・休日にも関わらず、25名の参加者、20名以上の総研大教員・学生が参加し、盛り上がりを見せました(・□・▼)わわわー


公開講演は、すばる望遠鏡の青木先生による100億年前から輝いている星、アルマの奥村先生によるアルマ望遠鏡の始動、理論研究部の梶野先生による宇宙進化という、夢のある話をして頂きました。熱心に質問をする参加者が多く、さらに司会の有本先生も加わってもはや議論というレベルになり、未来の総研大生に頼もしさを感じました(・ω・;▼)ごくり。。。
有本先生による総研大ガイダンスでは、今後追加される新しい教育プランの説明もありました。総研大生の利川さんからは、新入生だからこそできるアドバイスをして頂けました。教員・院生との個別懇談会は、在学生の私が恐縮してしまう偉大な先生方が参加されて、楽しそうに話している学生さんに羨ましい限りです。またハワイとの中継もあり総研大のグローバルさを分かって頂けたと思います▼
天文学は、研究手段(観測・理論シミュレーション・装置開発など)、研究波長(電波・光赤外・X線・γ線・重力波など)、研究対象(星の生まれる/死ぬところ・銀河・ブラックホールなど)の3つの要素で大まかに分かれます。なんとな~く目星をつけておくと良いと思います。私の場合は、観測・電波・系外銀河です▼
総研大の他大学院の追従を許さない特徴は2つあります。1つめ、学生は日本最高の研究機関で研究し、研究機関の一流研究者が先生です。2つめは、研究費・海外出張や論文投稿補助などの充実した学生支援です。その反面、講義や指導習慣が他大学に比べて用意が乏しい面が否めなく、黙っていては講義も指導も受ける事が出来ません。勉強したいなら調べる。指導受けたいなら伺う。自分で研究を推進するために、方法や人を選択してカリキュラムを組み上げるぐらいの意気込み・熱意・行動力が必要です▼(・ω・´▼)/ きりりっ

アルマ鏡面つるっつる!!(奥村先生)
(写真1)
実力伯仲(!?) 白熱の議論デュエル
(写真2)
利川さんによる伝説のプレゼンktkr
(写真3)
個別懇談会その1
会社説明会さながらの濃厚な対話が行われました。
(写真4)
個別懇談会その2
真ん中のは総研大生です。
先生ではありません。念のためq
(写真5)