2015.3.23-3.29

3月23日(月)13:30~15:00  太陽系小天体セミナー   南棟2階会議室
Mar 23 Mon   Solar System Minor Body Seminar   Conference Room, South Bldg.2F

3月25日(水)15:30~16:30  国立天文台談話会   大セミナー室
Mar 25 Wed   NAOJ Seminar          Large Seminar Room

詳細は以下をご覧下さい。

3月23日(月)

キャンパス
三鷹
セミナー名
太陽系小天体セミナー
臨時・定例の別
定例
日時
3月23日(月曜日)13時30分~15時
場所
南棟2階会議室
講演者
渡部潤一
連絡先
 名前:渡部潤一
備考
テレビ会議またはスカイプによる参加も可

3月25日(水)

キャンパス
三鷹
セミナー名
国立天文台談話会
臨時・定例の別
定例
日時
3月25日(水) 15:30-16:30
場所
大セミナー室
講演者
柴崎清登/Shibasaki Kiyoto
所属
国立天文台野辺山太陽電波観測所/Nobeyama Solar Radio Observatory / NAOJ
タイトル
「太陽フレアは磁気リコネクションではない
- 太陽物理学研究から私が学んだこと -」
“Solar Flares are not caused by magnetic reconnection
– Lessons learned from solar physics studies -”
Abstract
現在の太陽物理学において太陽フレアとは、近接した逆向きの磁場に蓄積された磁場エネルギーが磁気リコネクションによって熱エネルギーに転換される現象であると信じられており、その証拠を示すことが太陽フレアの観測的研究であるとされている。このような磁場構造をささえるには、磁場に直角方向に電流が流れている必要がある。磁気リコネクション説の論理的枠組みである電磁流体力学(MHD)によると、磁力線が逆向きとなると自然に電流が流れると説明される。さらに有限抵抗を持つプラズマ中を電流が流れると電場が生ずるとされる。これらは、古典電磁気学における因果関係と逆である。さらに、プラズマに凍結した磁力線が、プラズマの運動によって逆向き配位を実現するとされており、磁力線が動くという、古典電磁気学にはない概念が導入されている。本セミナーでは、古典 電磁気学に基づいてプラズマの運動を理解し、リコネクションに代わる全く別の太陽フレアのシナリオを提案したい。また、なぜ私がこのような考えに至ったのかも紹介したい。
連絡先
名前:白崎 裕治

以上

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