2014.12.22-12.28

12月24日(水)13:30~14:30  国立天文台野辺山談話会   野辺山観測所本館 講義室2
Dec 24 Wed   Nobeyama NAOJ Seminar       Lecture Room2, Main building, NRO

詳細は以下をご覧下さい。

12月24日(水)

キャンパス
野辺山
セミナー名
国立天文台野辺山 談話会
臨時・定例の別
定例
日時
12月24日(水曜日) 13:30 ~14:30
場所
野辺山宇宙電波観測所 本館 講義室2
講演者
三澤 透 氏
所属
信州大学
タイトル
クェーサー吸収線でさぐる活動銀河核と将来的展望
Abstract
遠方宇宙に存在するクェーサーを背景光源として、その視線上にあるガスをクェーサーのスペクトル上に吸収線(クェーサー吸収線)として検出する観測手法について紹介する。従来は、銀河や銀河間ガスが吸収体の候補であると考えられてきたが、8-10メートル級望遠鏡の立ち上げとともに高分散分光観測が可能になると、クェーサー自身に起源をもつ吸収線も多く含まれていることが明らかになってきた。そこで前半は、吸収線を用いたクェーサー研究の現状を報告する。
クェーサー吸収線の研究は、TMTの完成とともに訪れる超高分散分光時代の到来とともに新しい次元を迎えると考えられている。そこで後半は、2020年代を視野に入れて計画されているクェーサー吸収線に関連するトピックをいくつか紹介する。
連絡先
 名前:諸隈 佳菜
備考
テレビ参加可

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です