今年２回目となる、総研大企画。
昨年に引き続き、ガイドツアーを催しました。

特別公開前日は、天文台全体が準備モード。もちろん、総研大生も準備に取り掛かります。
机やテントなどを借り、写真のプリントアウトの確認をし、準備完了。

当日、目立つ蛍光イエローのお揃いのウィンドブレーカーを着て、受付で待機します。
今年は、昨年の台風と違って、晴れ間も覗く暖かい日でした。

今年の全体のメインテーマは、「すばる望遠鏡の10年」。
正門から、通称”すばる棟”に向かうには、総研大ツアーの受付前を通ります。
10時のツアー受付開始から、着々とツアーの申込みがされていきました。
11時開始のツアーは、銀河系・太陽系の両コースとも定員到達。

今年のツアーは、普段入ることのできない台長室に、通年で行なわれている一般公開されている箇所もガイド付きで見られるとあって、満足してくれました。
太陽系コースでは、太陽系ウォーキングの際、太陽に見立てた赤いポリ袋を広げて、参加者のみなさんに地球と太陽の大きさの違いを実感してもらいました。
銀河系コースでは、天文台を大回りして各所をめぐる中、特に自動光電子午環が好評でした。


残る13時と15時のツアーは、メイン講演の時間と重なってしまい、残念そうに通り過ぎるお客さんもいましたが、ツアーの受付は、どの回も満員。
ツアーから帰ってくるお客さんから、「ありがとう」の声も聞くことができました。
受付に来る多くのお客さんに「来年また来ます」と言われ、総研大生も来年またやろうかな、という気持ちになっていきました。
用意していたパンフレットも多く持ち帰ってもらい、”総研大”という名前もたくさんの人に知ってもらうこともできました。
今年の総研大ツアーは、反省点もありますが、大盛況・大満足の成功に終わりました。