月別アーカイブ: 2022年4月

Development of an ultra-precise detector calibration method for high precision photometry and astrometry from space / Observability of magnetic field in lensing galaxies using broadband radio polarization data

[Speaker1]
Shotaro Tada
SOKENDAI 3rd year (D1)
(Supervisor: Takayuki Kotani, Yutaka Hayano, Yosuke Minowa)
[Title1]
Observation of Brown Dwarfs with IRD and REACH and Analysis of High-dispersion Spectra

[Speaker2]
Rikuto Omae
SOKENDAI 4th year (D2)
(Supervisor: Mami Machida, Masami Ouchi, Kazuhiro Hada)
[Title2]
Observability of magnetic field in lensing galaxies using broadband radio polarization data

Observation of Brown Dwarfs with IRD and REACH and Analysis of High-dispersion Spectra / Progenitor dependence of core-collapse supernovae

[Speaker1]
Yui Kasagi
SOKENDAI 4th year (D2)
(Supervisor: Takayuki Kotani, Saeko Hayashi, Wako Aoki)
[Title1]
Observation of Brown Dwarfs with IRD and REACH and Analysis of High-dispersion Spectra

[Speaker2]
Shunsuke Sasaki
SOKENDAI 3rd year (D1)
(Supervisor: Tomoya Takiwaki, Mami Machida, Takashi Moriya)
[Title2]
Progenitor dependence of core-collapse supernovae

2021年度 第12回 国立天文台・総研大天文科学専攻スプリングスクール 開催

国立天文台・総研大天文科学専攻スプリングスクールプログラムが2022年3月7日(月)―3月10日(木)に開催されました。これは、将来天文学研究を志す人材を育成するために、大学理工系学部3年または2年に在学する天文学研究に強い意欲を持つ学生を対象として、国立天文台の最先端研究に携わる研究者が天文学基礎の集中講義および体験学習を行うプログラムです。今年は、新型コロナウィルス感染拡大防止を考慮しつつ対面開催を含むハイブリッド開催の可能性をギリギリまで探りましたが、感染状況に鑑み、対面開催を断念して昨年と同じく完全オンライン開催となりました。

集中講義では、国立天文台の多様な分野からの9名の教員により、惑星形成、遠方銀河・銀河形成、銀河考古学、星間化学、銀河活動核とブラックホール、太陽物理学、星形成、重力波天文学、装置開発について講義が行われ、日本全国から参加した合計45名の学部学生に、普段の大学の講義ではあまり触れない天文学の専門的な内容を学んでもらいました。

また、集中講義の他、「体験学習」をオンラインで実施し、太陽から遠方宇宙までの様々なスケールの天体や天文現象についての研究を、解析実習や論文輪読などを通して体験してもらいました。

講義のあとには関井副専攻長から入試情報の説明を行い、「様々な支援や体制など、学ぶための環境がとても充実しているように感じ、総研大について詳しく知ることができ進路の幅を広げられました」等のご意見をいただき、総研大で学ぶ良さについてお伝え出来る機会となりました。

プログラム後のアンケートでは、「天文学を集中的に学習するとても良い機会でした」「講義も体験学習も興味が膨らむ話ばかりで貴重な体験だった」「とても興味深く楽しい内容でした。次の機会にも是非参加したいです」「本当に楽しい4日間でした。サマーステューデントにも挑戦してさらに天文学への興味を深めていきたい」など、前向きな感想をたくさんいただきました。来年は対面で実施できることを願っています。

物理科学研究科 天文科学専攻 伊王野大介(国立天文台 アルマプロジェクト)、鹿野良平(国立天文台 JASMINEプロジェクト)、大村優美子(国立天文台 研究推進課⼤学院係)

Comment Screenというツールでのリアルタイム双方向講義が好評でした

参加者みなさんで記念撮影

総研大/国立天文台アジア冬の学校2022 開催

2022年2月2日~4日の3日間にわたり、総研大物理科学研究科天文科学専攻が主催する総研大/国立天文台アジア冬の学校がオンラインで開催されました。今年度は、インド、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、ベトナム、フィリピンなど、アジアを中心とする15か国から499名の申込があり、このうち257名が、受講しました。
天文科学の各分野における最先端の研究をリードする8名の教員により、銀河・銀河団、惑星形成、太陽、銀河考古学、宇宙化学、重力波天文学、ブラックホール・AGN、観測装置と、幅広いテーマをカバーする集中講義が行われ、最終日には、参加者の関心を持つ分野ごとのブレイクアウトセッション、総研大の入試ガイダンスも行われました。受講生からは、講義中に設けられたQ&Aコーナーに多数の質問が寄せられ、熱心に受講する様子が伝わってきました。また、ブレイクアウトセッションでは、受講生同士で活発な意見交換がなされ、議論が白熱して、時間が足りない、という声が聞かれたほどでした。

物理科学研究科 天文科学専攻 青木和光(国⽴天⽂台TMTプロジェクト)、早野裕(国⽴天⽂台ハワイ観測所)、北林かや(国⽴天⽂台研究推進課⼤学院係)

Monywa University(ミャンマー)での受講の様子

ハワイ観測所からオンライン講義