平成31年3月25日、三鷹キャンパスにて平成30年度3月修了生3名の専攻修了式が執り行われました。
専攻長、副専攻長、指導教員、後輩たちに祝福を受け、和やかな式となりました。
なお、総合研究大学院大学平成30年度春季学位記授与式は3月22日に葉山にて執り行われ、修了生、指導教員等が出席いたしました。https://www.soken.ac.jp/news/6187/
修了の皆様、おめでとうございました。
平成31年3月25日、三鷹キャンパスにて平成30年度3月修了生3名の専攻修了式が執り行われました。
専攻長、副専攻長、指導教員、後輩たちに祝福を受け、和やかな式となりました。
なお、総合研究大学院大学平成30年度春季学位記授与式は3月22日に葉山にて執り行われ、修了生、指導教員等が出席いたしました。https://www.soken.ac.jp/news/6187/
修了の皆様、おめでとうございました。
平成30年度スプリングスクールを開催いたしました。
国立天文台・総研大天文学専攻スプリングスクールプログラムが2019年3月4日(月)―3月7日(木)に国立天文台大セミナー室で開催されました。本プログラムは、大学理工系学部3年または2年に在学する天文学研究に強い意欲を持つ学生を対象とし、装置開発を含む最先端の天文学の基礎を学ぶことを目的としています。今年は、光赤外線天文学、電波天文学、太陽物理学、重力波天文学、理論天文学、装置開発の各分野から合計10名の教員がレクチャーを行い、日本全国から合計60名の学部学生の参加がありました。講義では、星惑星系の形成進化、太陽活動、銀河考古学、銀河と宇宙の進化、重力波、ブラックホール、観測装置の仕組み、など、普段の大学の講義ではあまり触れない内容を学ぶことができました。施設見学は4D2Uシアターと先端技術センターでした。先端技術センターの9箇所の最先端装置開発の現場から各自3箇所選択して、それぞれ15分間見学をするという新しい試みをしました。また、「集中講義」や「施設見学」の他、参加者同士の交流を深めるための「体験学習」を昨年に引き続き実施しました。この「体験学習」は、太陽から遠方宇宙までの様々なスケールの天体や天文現象について8つの研究テーマを用意し、実験や論文輪読などを通して体験することを目的としています。事前に希望調査をし、各研究テーマに7〜8人のグループに分かれて体験学習に取り組んでいただきました。最後に行われたアンケートでは、「貴重な体験ができた」「講義の時間が足りない」「今後の進路の参考にしたい」など、前向きな感想をたくさんいただきました。
伊王野大介(アルマプロジェクト/総研大 物理科学研究科天文科学専攻)、
早野裕(先端技術センター/総研大 物理科学研究科天文科学専攻)
「総研大アジア冬の学校を開催いたしました」
“SOKENDAI Asia Winter School (SAWS) 2019 was held”
平成31年2月27日から3月1日に、三鷹キャンパスにて総研大アジア冬の学校
“Star and Planet Formation: Key Questions and Challenges”が開催
されました。日本を含むアジア地域の6カ国から42名の参加者が集まり、
講義、グループ討論、討論内容の発表会が行われました。
SOKENDAI Asia Winter School (SAWS) 2019 “Star and Planet Formation:
Key Questions and Challenges” was held from February 27 to March 1
2019 at NAOJ Mitaka campus. Total 42 students were attending from
6 Asian countries including Japan. They enjoyed lectures, group discussion, and presentation sessions.
廣田朋也(実行委員代表)、川邊良平(科学組織委員代表)
平成30年9月28日、三鷹キャンパスにて平成30年度9月修了生1名の専攻修了式が執り行われました。
既に大阪にて職務に就いている笠さんは、この日のために三鷹に戻ってきました。
専攻長、副専攻長、指導教員、後輩たちに祝福を受け、和やかに修了式が執り行われました。
専攻長・常田 佐久台長のご挨拶
Speech from the Director General
副専攻長/教育委員長・関井 隆准教授のご挨拶
Speech from the Chair of the Graduate Education Committee
出席者全員で記念撮影
Commemorative Photo
常田台長/専攻長より激励の握手
Shaking hands of encouragement from the Director General
指導教員と共に
Along with the supervisor
笠 嗣瑠 さん
8月31日(金)、国立天文台三鷹キャンパスにて、平成30年度サマーステューデント成果発表会が開催されました。
今年で8年目となる本プログラムですが、今年は16名の学生がサンティアゴ(チリ)、ヒロ(ハワイ)、神岡、水沢、三鷹など、国立天文台の様々なキャンパスで体験研究を行いました。
下記のタイトルでの発表が行われました。(発表順)
「ALMAで探る原始星からのダスト偏波の起源」
「ALMA観測と輻射輸送計算との比較による原始惑星系円盤のダストサイズ推定」
「ALMA Reveals Dense Star Forming Gas in the Central 2kpc Region of a Redshift 2 Galaxy」
「すばるHSCデータを用いたQSO活動の研究」
「Fourier分光器を用いたbolometer cameraの評価」
「Study and improvement of torsion damping for the signal recycling mirrors of KAGRA」
「すばる HSC データで見る中性水素ガス銀河のすがた」
「すばる Hyper Suprime-Cam で解き明かす星形成を止めた銀河のサイズ進化」
「すばるHyper Suprime-Camの観測データを用いた遠方銀河団探査」
「連星系IRAS 04125+2902 における惑星候補の軌道安定性と起源」
「すばる望遠鏡を用いた若い太陽系外惑星の間接的探査」
「太陽のリム付近におけるドップラーシフトの非対称性」
「239GHzでみた太陽の静穏領域と多波長データの比較」
「超巨大ブラックホール直接撮像の画像シュミレーション」
「Black Hole Mass Measurement Using Molecular Gas Kinematics in Brightest Cluster Galaxy NGC 3258.」
夏休み約1ヶ月の短い期間でしたが、皆様よく研究に励まれ、
その成果を発表されていらっしゃいました。
今年も最初のお二人はチリからの発表(チリは夜9時)となりました。
一昨年度から開始したチリのサマーステューデント受入ですが、
最先端かつ国際的な観測現場で研究体験ができるということで人気があります。
今年のお二人も観測所の方々にとてもよくしていただき、充実した研究ができたようです。
また今年はハワイでもサマーステューデント受入がありました。
ハワイ観測所受入も人気があります。
今回行かれたお二人もチリ同様観測所の方々にとてもよくしていただき、
研究他多くの経験ができたようです。
神岡や水沢で受入となった方々も、それぞれの観測所での生活を満喫されたようです。
もちろん三鷹で研究された皆さんも、各受入プロジェクトの教員、総研大や東大の先輩、
研究員の方々から温かい指導、助言を受けることができたのではないかと思います。
発表後の質疑応答では多くの質問がありました。
発表者の皆様は質問者に刺激を受けながら真摯にご自分の研究に向き合っていらっしゃいました。
今回のサマーステューデントの経験が、
皆様が今後研究を続けていく上で有益なものとなりますことを祈念しております。