2月26日(火)13:30~15:00 太陽系小天体セミナー 南棟2階会議室
Feb 26 Tue Solar System Minor Body Seminar Conference Room, South Bldg.2F
2月26日(火)14:30~16:00 国立天文台野辺山談話会 野辺山宇宙電波観測所 本館 輪講室
Feb 26 Tue NRO seminar Seminar Room, Nobeyama
2月27日(水)13:00~15:00 太陽系小天体セミナー 中央棟(東) 輪講室
Feb 27 Wed Solar System Minor Body Seminar Rinko Room
3月1日(金)16:00~17:00 国立天文台談話会 大セミナー室
Mar 1 Fri NAOJ Seminar Large Seminar Room
詳細は以下をご覧下さい。
2月26日(火)
- キャンパス
- 三鷹
- セミナー名
- 太陽系小天体セミナー
- 定例・臨時の別
- 定例
- 日時
- 2月26日(火曜日)13時30分~15時
- 場所
- 南棟2階会議室
- 連絡先
- 名前:渡部潤一
- 備考
- テレビ会議またはスカイプによる参加も可
2月26日(火)
- Campus
- Nobeyama
- Seminar
- NRO Colloquium
- Regularly Scheduled/Sporadic
- Sporadic
- Date and time
- Feburary 26, 2019 14:30-16:00
- Place
- Seminar room
- Speaker
- AOKI, Tsutomu
- Affiliation
- Kiso Observatory, the University of Tokyo
- Title
- On the operation of Kiso Observatory for the next generation
- Abstract
- Kiso Observatory was founded in 1974 as the fifth observational facility of the Tokyo Observatory. The observatory runs a 105-cm Schmitt telescope. It had been used as open use telescope substantially for all astronomers nationwide since the foundation. However, we stopped the open use system due to optimization and reduction of the budget and newly started the collaborative operation programs with external researchers. In the seminar, I will report how we have operated the observatory in detail.
- Facilitator
- -Name:Gwanjeong KIM
- Comment
- Japanese, Video conference system acceptable
2月27日(水)
- キャンパス
- 三鷹
- セミナー名
- 太陽系科学セミナー
- 定例・臨時の別
- 定例
- 日時
- 2月27日(水曜日)13時00分~15時00分
- 場所
- 中央棟(東) 輪講室
- 講演者
- 浦川聖太郎
- 所属
- 日本スペースガード協会
- タイトル
- 【活動的小惑星勉強会 10】 ライトカーブ観測から迫る小惑星におけ
る衝突イベント: 107P/(4015) Wilson-Harringtonと2012 TC4の例 - Abstract
- Main belt cometと呼ばれる活動的な小惑星が近年検出されている。
2019年1月8日には小惑星(6478) Gaultにダストの尾と思われる構造が検出され
た。今後、尾の発生メカニズムについて議論は進むと考えられるが、一見したと
ころ(6478) Gaultはコマやイオンの尾を伴っていないように見える。(6478)
Gaultとよく似た様相をしている天体に107P/(4015) Wilson-Harringtonがある。
この天体は1949年にダストの尾と思われる構造を伴い彗星として発見された。そ
の後、1979年に再検出された際には尾を伴っておらず小惑星(4015)Wilson-
Harringtonとして認識された。尾の発生原因として、他天体衝突を仮定すると、
107P/(4015) Wilson-Harringtonは、衝突クレーターのような地形を伴っていた
り、タンブリング運動(非主軸回転)をしていると考えられる。
さらに、この天体は、かつて計画された小惑星探査機「はやぶさ Mk2」の探査候
補天体であった。本発表では、2009年から2010年に行った地上観測キャンペーン
で明らかにした107P/(4015) Wilson-Harringtonの素性と他天体衝突の可能性に
ついて議論する。また、2017年10月に衝突破片小惑星と考えらえる地球接近天体
2012 TC4の観測を実施し、この天体にタンブリング運動を検出した。タンブリン
グ運動から推定する2012TC4の母天体で起こった衝突イベントの発生時期につい
ても議論する。 - 連絡先
- -名前:伊藤孝士
- 備考
- テレビ会議による参加も可
3月1日(金)
- Campus
- Mitaka
- Seminar
- NAOJ seminar
- Regularly Scheduled/Sporadic
- Scheduled
- Date and time
- Friday, Mar.1 16:00-17:00
- Place
- Large Seminar Room
- Speaker
- 柴田 一成
- Affiliation
- 京都大学
- Title
- “安全保障と天文学について”
- Abstract
-
日本学術会議は 2017 年 3 月 24 日に「軍事的安全保障研究について」と題し
た声明を発表しました。これは、基礎研究と軍事研究との関係という問題を再提
起し、個々の科学者、各研究機関、各分野の学協会、そして科学者コミュニティ
が社会とともに真摯な議論を続けることを求めています。日本天文学会は、会員
の皆様とともにこの問題を考える取り組みとして、天文月報に「安全保障と天文
学シリーズ」の連載を行い、2018 年春季年会と秋季年会において特別セッショ
ン「安全保障と天文学」を開催しました。そのときの会員の皆様の意見を受け
て、2019年春季年会中にこの問題に関する天文学会としての声明を発表する方向
で議論を進めています。本談話会では、この議論の経緯の詳細と最新の状況を説
明します。 - Facilitator
- -Name:Yano, Taihei