2010.9.6-9.12

9月7日(火)

  • 15:30~17:30 EA-ARCセミナー  院生セミナー室

9月10日(金)

  • 15:00~16:00 VLBIコロキウム 南研2階VLBIセミナー室
  • 16:00~17:00 国立天文台談話会  大セミナー室

詳細は以下をご覧ください。

9月7日(火)

キャンパス
三鷹
セミナー名
EA-ARCセミナー
定例・臨時の別
定例
日時
 9月 7日(火曜日) 15時30分 ~ 17時30分
場所
院生セミナー室
講演者
依田 崇弘 さん (東大天文センター)
所属
タイトル
「渦巻銀河における星間ガス密度の確率密度分布」
Abstract
天体の構造を観測的に調べる上で、物質の空間分布に着目することはごく一般的である。
しかし一方で、Initial Mass Functionやluminocity functionなどのように、空間分布からは一旦離れ、統計的な解析を行うことも、構造形成を支配する物理を理解する上で、大変有効な手段である。
我々は、COおよびHIによる、天の川銀河および近傍系外銀河の観測データを統計的に扱うことにより、星間ガス密度の出現頻度の分布(PDF:Probability Distribution Function)を調べた。
その結果、PDFは、多くの銀河において、対数正規分布(log-normal分布)に従うことを明らかにした。
このことは星間ガスの密度構造は、ランダム過程の積み重ねによって形成されているとみなせることを示唆している。
本講演ではそのことについて詳説する。
世話人の連絡先
名前:安井 千香子
備考
野辺山とTV会議でつなぐ予定です。

9月10日(金)

キャンパス
三鷹
セミナー名
VLBIコロキウム
定例・臨時の別
定例
日時
9月10日(金曜日)15時~16時
場所
南研2階VLBIセミナー室
講演者
紀基樹
所属
水沢VLBI観測所
タイトル
VSOP-2で狙うAGNジェット最深部
Abstract
VSOP-2計画はJAXA・宇宙科学研究所が進めてる第2世代のスペースVLBI計画であり、国立天文台は宇宙研と共同でこの計画を推進している。2009年、Astro-G衛星の開発段階において大型展開アンテナに克服すべき技術課題が見つかり、その検討が集中的に行われている。
こうした状況の変化に対応し、VSOP-2計画におけるサイエンスケースの整理と再検討が精力的に行われてきた。そこで新たに重要性が認識され、期待が寄せられているサイエンスケースのひとつに「VLBIと高エネルギーの同時観測で探るAGNジェットの最深部」がある。
本講演では、本サイエンスケースに関わる研究の世界情勢、衛星打上前の準備研究、そして最終的にVSOP-2で狙うトップサイエンスについて、講演者の視点から紹介する。
世話人の連絡先
名前:林隆之(秦和弘)
備考
水沢にはテレビ会議で繋ぎます。
キャンパス
三鷹
セミナー名
国立天文台談話会
定例・臨時の別
定例
日時
9月10日(金曜日)16時~17時
場所
大セミナー室
講演者
佐々木晶
所属
国立天文台
タイトル
「かぐや」が明らかにした月の世界
世話人の連絡先
名前:高橋竜太郎

以上