2013.11.18-11.24

11月18日(月)15:00~16:00  国立天文台野辺山談話会 野辺山観測所本館輪講室
Nov 18 Mon     Nobeyama NAOJ Seminar     Seminar Room, Nobeyama

11月20日(水)13:30~14:30  理論コロキウム   コスモス会館 会議室
Nov 20 Wed     DTA Colloquium     Conference Room, Cosmos Lodge

11月22日(金)16:00~17:00  国立天文台談話会   大セミナー室
Nov 22 Fri        NAOJ Seminar        Large Seminar Room

詳細は以下をご覧下さい。

11月18日(月)

キャンパス
野辺山
セミナー名
国立天文台野辺山 談話会
臨時・定例の別
定例
日時
11月18日(月曜日) 15時00分~16時00分
場所
野辺山観測所 本館 輪講室
講演者
今井 裕 
所属
鹿児島大学
タイトル
野辺山45m鏡を含めた広帯域ミリ波VLBIの展望
Abstract
ミリ秒角の角分解能を達成するVLBI観測は、ALMAで期待される熱的放射の詳細な
撮像で明らかにされる現象を的確に予想することを可能とする。また、
見ている空間スケールに対応した短時間スケールでの変動現象の追跡を可能とする。
VLBIで見えるメーザーや非熱的放射とALMAで見える熱的放射の情報の組み合わせは、
特に恒星進化研究において大きな進展を期待させる。VERAに高感度かつ短基線をもたらす
野辺山45m鏡は、特にこれら研究に欠かせない高感度ミリ波VLBI観測の実現に
大変重要な役割を果たすことになる。
VERAで新たに導入される広帯域信号記録系(OCTAVE)の導入によって、
7mm帯SiOメーザーの複数輝線を完全同時撮像することが可能となり、
終末星からの激しい物質放出の様子を視覚的に捉えることが期待される。
また、ガス雲G2からの物質降着が2014年以降に期待されるSgr A*本体の撮像や、
その周囲のSiOメーザー源を位置基準としたSgr A*の位置変化の高精度追跡など、
重要な観測課題の展開も期待される。
本講演では、これらの実現に向けた現時点での取組みについて紹介する。
連絡先
名前:柴崎清登、廣田晶彦
備考
テレビ参加可

11月20日(水)

キャンパス
三鷹
セミナー名
理論コロキウム
臨時・定例の別
定例
日時
11月20日(水曜日)13時30~14時30
場所
コスモス会館会議室
講演者
山崎 大 氏
所属
理論研究部
タイトル
宇宙背景放射による原初磁場検出の可能性
Abstract
 宇宙の初期の起源を持つ可能性がある磁場が銀河団スケールに存在していることが
観測によって確認されてきた。 最近の研究の結果、このような”原初磁場”が、初期
密度場や宇宙背景放射の温度・偏光揺らぎに影響を与えることが分かってきた。
  観測と理論計算の簡単な比較から、原初磁場のエネルギー密度が、従来から研究さ
れているインフレーション起源のエネルギー密度揺らぎと同等、もしくは小さいこと
がわかっている。故に、原初磁場の宇宙全体に対する影響を調べる際も、インフレー
ション起源のエネルギー密度揺らぎの手法を応用し、原初磁場の相関関数とパワース
ペクトルを用いるのが一般的な研究手法であった。我々はその手法をさらに発展さ
せ、数値的に原初磁場のパワーを導出するプログラムを開発し研究に利用してきた。
原初磁場がインフレーション起源の場合は、そのスペクトルはpower law(冪乗則)で与え
られると仮定できるが、インフレーション起源以外の磁場生成を研究する際は、他の
空間分布を考慮することが必要となる。インフレーション以降の物理現象は、注目す
べき物理現象が生じた時代のホライズンスケールや、光子・電子といった宇宙論的な
流体を構成する粒子の平均自由行程等から算出される特徴的スケールを持つ。そこで
我々は、インフレーション以外を起源に持つ原初磁場を研究するために、特徴的ス
ケールと空間的な広がりを同時に考慮できる対数正規分布を、原初磁場の空間分布を与え
る関数として採用し、宇宙論スケールにおける原初磁場の研究と制限を行った。その結
果宇宙背景放射の偏光揺らぎから原初磁場が強く制限でき、将来の観測研究の精度向上
によっては、原初磁場の強度と特徴的なスケールが検出できることがわかった。
連絡先
名前:山崎 大

11月22日(金)

キャンパス
三鷹
セミナー名
国立天文台談話会
臨時・定例の別
定例
日時
11月22日(金) 16:00-17:00
場所
大セミナー室
講演者
A. Baha Balantekin
所属
University of Wisconsin-Madison
タイトル
“NEUTRINOS: TINY ELEMENTARY PARTICLES THAT REIGN OVER THE UNIVERSE”
Abstract
More than half a century after their existence was first postulated, we finally seem to be getting closer to understanding the elusive physics of neutrinos. Their seemingly very small masses and feeble interactions with ordinary matter make neutrinos rather special. For a long time very little experimental information was available about neutrino properties, even though even a small neutrino mass has intriguing cosmological and astrophysical implications. This situation has changed in the recent years. In this talk, following a brief history of the neutrino physics, recent experimental and theoretical developments in solar, atmospheric, and reactor neutrino physics will be reviewed. Implications of those experiments for astronomy and astrophysics will be discussed. The role of neutrinos in the dynamics of core-collapse supernovae and the origin of chemical elements will be elucidated.
連絡先
名前:田中雅臣

以上

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