2022年8月6日(土)に天文科学専攻による今年度2回目の入試ガイダンスが開催されました。
全国的な新型コロナウイルス感染症感染拡大の最中とであったため、オンラインのみの開催となってしまいました。当日は講演会、入試ガイダンス、懇談会というプログラム構成で、参加者は37名でした。
講演会では、天文科学専攻の教員に加えて、今春(2022年3月)に博士学位を取得して天文科学専攻を修了したばかりの若手研究者3名に講演していただきました。修了生の語る在学時の思い出や学生目線での具体的な研究活動の様子は、参加者にとって大学院生活をイメージすることに大いに役立ったのではないかと思います。
入試ガイダンスでは、日程、入学試験問題の出題傾向やその意図などについて、天文科学副専攻長から説明がありました。入学試験に関わる事項は多くの参加者にとっての主要な関心事であり、また今年度は例外的に日程が例年と異なる事情もあるため、参加者から多くの質問が寄せられていました。
教員や在学中の大学院生との懇談会は約2時間にわたって行われました。時間を目一杯活用して、教員と大学院生に様々な質問をしていた参加者もいました。
終了後に行った参加者アンケートへの回答には、入学試験に関する十分な情報が得られた、勉強に対する大きなモチベーションにつながった、などの声が寄せられました。ガイダンス開催の目的はある程度達成されたのではないかと胸をなでおろしています。
今回のガイダンスも講演者の皆様と多くの関係者のサポートのおかげで無事開催できました。この場を借りてお礼申し上げます。
中西 康一郎 (総合研究大学院大学 物理科学研究科 天文科学専攻)