2012年5月26日に(土)に国立天文台(三鷹キャンパス)で、特別公開講演および総研大入試ガイダンスが行われました。今年は、30名以上の方々にご参加いただき、大変な盛り上がりを見せました。また、学生のみならず一般の方も参加され、日本の天文学を国立天文台から社会に発信する良い機会になりました。
特別公開講演では、「新領域を切り開く天文学」をテーマとして、ハワイ観測所の宮崎聡准教授、理論研究部の田中雅臣助教、天文データセンターの大石雅寿准教授による公演が行われました。装置開発からシミュレーションに至るまで最先端の研究を身近に感じられ、参加者にとって大変有意義な時間となりました。また、参加者による質疑応答では、今後日本の天文学がどのように発展して、どんな可能性を秘めているのか、白熱した議論が繰り広げられました。
教員との相談会では、興味・関心のある分野の教員に直接話を聞くことができ、大学院の概要,入試や入学後の学生生活,実際の研究活動などの質疑応答が活発に行われました。また、院生とも交流する場が設けられ、実際の研究生活や、授業、実習などについて詳しく聞けるとても有意義な場となりました。このように、多くの方々にご参加いただけたことで、積極的な質疑応答が交わされ、参加者にも講演者にも大変意義のあるガイダンスとなりました。
田中助教の講演内容
参加者から質問を受ける大石准教授
教員との相談会の様子
ハワイからもskypeで接続して対応