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滝脇 知也(たきわき ともや、TAKIWAKI, Tomoya)
職名
- 准教授
研究内容の紹介
およそ10太陽質量より重い星が進化の最期に起こす大爆発を我々は重力崩壊型超新星と呼ぶ。滝脇はその超新星の爆発メカニズムを研究している。恒星は通常、核融合を起こし重力と釣り合うだけの圧力を生み出している。一方、星の進化の最終段階では中心に鉄のコアが生成され、核融合が止まる。すると重力が圧力に打ち勝ち、コアが潰れる現象、重力崩壊が起こる。重力崩壊によって生じたエネルギーはニュートリノを通じて外層に伝わり、そのエネルギーが外層を吹き飛ばし標準的な超新星爆発になると考えられている。しかし、詳細な数値シミュレーションで超新星爆発の観測結果を再現することはできていない。シミュレーションに何が足りないかに仮説を立て、高エネルギー天体現象を理解する研究を行っている。
略歴
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東京大学理学部物理学科 卒業
東京大学大学院理学系研究科物理学専攻 博士課程 修了
RESCEU、国立天文台、理化学研究所の研究員を経て現在国立天文台助教
専門分野
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超新星爆発、高エネルギー天体物理
研究のキーワード
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超新星爆発、ニュートリノ、重力波
現在の研究課題
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超新星の爆発機構の解明
所属学会
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天文学会、物理学会
主要業績 (論文、著書)
- 下記のWebページを参照のこと
最近の研究業績
- 下記のWebページを参照のこと
台外活動(大学教育、社会活動、アウトリーチ等)
- 下記のWebページを参照のこと
Webページ
連絡先
- takiwaki.tomoya[at]nao.ac.jp
([at]を@に変更してください)