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岡本 桜子(おかもと さくらこ、OKAMOTO Sakurako)
職名
- 助教
研究内容の紹介
- すばる望遠鏡などの大型光赤外望遠鏡を用いて、近傍銀河をひとつひとつの星に分離して年齢や成分、運動を調べることで銀河全体の形成史を紐解く 「銀河考古学」 を研究しています。特にHyper Suprime-Camなどの広視野可視光撮像データから、局部銀河群を超える系外銀河について古い恒星成分を取り出すことで、恒星ハローと衛星銀河の性質、およびその形成史について明らかにしようとしています。
略歴
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2010年3月: 東京大学大学院理学系研究科天文学専攻博士課程修了 [博士(理学)]
2010年4月-2011年3月: 日本学術振興会特別研究員PD (国立天文台/英ケンブリッジ大学)
2011年4月-2014年3月: 北京大学カブリ天文及び天体物理学研究所フェロー
2014年4月-2014年5月: 中国科学院国家天文台客員研究員
2014年5月-2014年6月: ハイデルベルグ大学客員研究員
2014年7月-2017年7月: 中国科学院上海天文台PIFIフェロー, 研究員
2018年4月-2018年7月: 国立天文台ハワイ観測所プロジェクト研究員
2018年8月-現在: 国立天文台ハワイ観測所助教
専門分野
- 銀河天文学、光赤外線天文学
研究のキーワード
- 銀河考古学、恒星種族、近傍銀河、銀河形成、銀河進化
現在の研究課題
- すばる望遠鏡を用いた銀河考古学
所属学会
- 日本天文学会、国際天文学連合
主要業績 (論文、著書)
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Okamoto et al. 2017, MNRAS, 467, 208 “Population gradient in the Sextans dSph: comprehensive mapping of a dwarf galaxy by Suprime-Cam"
- Okamoto et al. 2015, ApJL, 809, L1, “A Hyper Suprime-Cam view of the interacting galaxies of the M81 group”
- Okamoto et al. 2012, ApJ, 744, 96, “The stellar populations and structural properties of ultra faint dwarf galaxies, Canes Venatici I, Boötes I, Canes Venatici II, and Leo IV"
最近の研究業績
- a) 編著書
- b) 論文等
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Okamoto et al. 2017, MNRAS, 467, 208 “Population gradient in the Sextans dSph: comprehensive mapping of a dwarf galaxy by Suprime-Cam"
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- c) 新聞記事(インタビュー)
- d) 雑誌(インタビュー含む、対談、その他)
台外活動(大学教育、社会活動、アウトリーチ等)
代表者を務めた研究・プロジェクト
連絡先
- sokamoto[at]naoj.org
([at]を@に変更してください)