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石井 峻(いしい しゅん、Ishii, Shun)
*English version of this page is in preparation
職名
- 准教授
研究内容の紹介
- 大質量星はその一生を通じて莫大なエネルギーを星間空間に供給し、銀河全体の物理的・化学的環境とその進化に大きな影響を及ぼす重要な存在です。その形成過程を観測的に明らかにすべく、世界各地のミリ波・サブミリ波望遠鏡(ALMA望遠鏡、野辺山45m電波望遠鏡、ASTE望遠鏡等)を活用しながら研究を進めています。とりわけ、巨大分子雲から高密度コア形成に至るまでの構造変化、周囲の若い星との相互作用(原始星からの双極分子流や紫外光など)が分子雲の進化に及ぼす影響に着目しています。また、新たな電波天文学の観測手法・性能評価の手法についての開発と研究も行なっています。
略歴
-
2020年:国立天文台アルマプロジェクト 特任准教授
2016年:国立天文台チリ観測所 助教
2014年:東京大学理学系研究科附属天文学教育研究センター 特任助教
2011年:筑波大学大学院数理物質科学研究科 研究員 (2011年7月-2013年3月:チリ大学 客員研究員)
2011年:筑波大学大学院数理物質科学研究科博士課程修了、博士(理学)
専門分野
- 電波天文学、星形成
研究のキーワード
- 大質量形成、分子雲、ALMA
現在の研究課題
所属学会
- 日本天文学会、国際天文連合
主要業績 (論文、著書)
- Ishii, S. et al. 2019 "Nobeyama 45 m mapping observations toward Orion A. II. Classification of cloud structures and variation of the 13CO/C18O abundance ratio due to far-UV radiation", Publications of the Astronomical Society of Japan, 71, SP1, S9
- Ishii, S. et al. 2016 "Large-scale CO (J = 4-3) mapping toward the Orion-A giant molecular cloud", Publications of the Astronomical Society of Japan, 68, 1, 10
- Ishii, S. et al. 2013 "Development of a Transportable Telescope for Galactic Survey at 500 GHz in Antarctica", IEEE Transactions on Terahertz Science and Technology, 3, 1, 15
- Ishii, S. et al. 2010 "Site testing at Dome Fuji for submillimeter and terahertz astronomy: 220 GHz atmospheric-transparency", Polar Science, 3, 4, 213
最近の研究業績
- a) 編著書
- b) 論文等
- c) 新聞記事(インタビュー)
- d) 雑誌(インタビュー含む、対談、その他)
台外活動(大学教育、社会活動、アウトリーチ等)
代表者を務めた研究・プロジェクト
関連ホームページ
連絡先
- shun.ishii[at]nao.ac.jp
([at]を@に変更してください)