総合研究大学院大学天文科学コース

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平松 正顕(ひらまつ まさあき、Masaaki Hiramatsu)

職名

  • 講師

研究内容の紹介

  • ミリ波・サブミリ波帯の電波を用いて、星の母体となる分子雲コアやその中で形成される原始星を観測している。特に、原始星形成最初期の様子や星の質量決定メカニズムに関心を持っており、ASTE望遠鏡を用いた広域サーベイ観測による分子雲コアと原始星の統計的研究、ハワイ・サブミリ波干渉計(SMA)を用いた低光度原始星の観測などを行っている。
    並行して、国立天文台チリ観測所の広報主任としてアルマ望遠鏡や天文学一般についての広報活動を行っている。また様々な科学コミュニケーション活動も実践しており、広報・科学コミュニケーション活動に関する適切な評価指標・方法にも関心を持っている。

略歴

  • 2012 - : 国立天文台チリ観測所 助教
    2011 - 2012 : 国立天文台ALMA推進室 助教
    2010 - 2011 : 台湾 中央研究院天文及天文物理研究所 博士後研究員/ALMA Regional Center Astronomer
    2008 - 2010 : 台湾 中央研究院天文及天文物理研究所/国立清華大学 博士後研究員
    2005 - 2008 : 東京大学大学院理学系研究科天文学専攻 博士課程 修了、博士(理学)
    2003 - 2005 : 東京大学大学院理学系研究科天文学専攻 修士課程
    2001 - 2003 : 東京大学理学部天文学科

専門分野

  • 電波天文学、星形成、広報・科学コミュニケーション

研究のキーワード

  • 電波天文学、星形成、広報、科学コミュニケーション

現在の研究課題

  • 星形成プロセスにおける低光度原始星の位置づけ
    First Hydrostatic Core
    科学広報・科学コミュニケーションの評価指標の開発

所属学会

  • 日本天文学会、天文教育普及研究会

主要業績 (論文、著書)

  • Hiramatsu, M. et al. "Outflow - Core Interaction in Barnard 1" 2010 , ApJ, 712, 778
  • Hiramatsu, M. et al. "ASTE Submillimeter Observations of a Young Stellar Object Condensation in Cederblad 110" 2007, ApJ, 664, 964

最近の研究業績

a) 編著書
b) 論文等
c) 新聞記事(インタビュー)
「アンデスの山から「暗黒」宇宙を探る」 しんぶん赤旗 2012/01/01
「ALMAが見やぶる見えない宇宙」 読売KODOMO新聞 2011/12/22
d) 雑誌(インタビュー含む、対談、その他)
「特殊撮影見聞録」 コマーシャルフォト 玄光社 2012年1月号
「地球で一番宇宙に近い場所で アルマ望遠鏡「開眼」」 三菱電機DSPACE 2011/10
「アタカマ砂漠で見上げる空」 ウェブマガジンwebDICE 2011年9月〜

台外活動(大学教育、社会活動、アウトリーチ等)

  • 朝日カルチャーセンター横浜 講師
    天文教育普及研究会 関東支部委員
    科学コミュニケーション研究会 ボードメンバー
    文部科学省 一家に1枚宇宙図2007 製作委員会メンバー

代表者を務めた研究・プロジェクト

関連ホームページ

連絡先

  • hiramatsu.masaaki[at]nao.ac.jp
    ([at]を@に変更してください)

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