総合研究大学院大学天文科学コース

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縣 秀彦(あがた ひでひこ、AGATA Hidehiko)

職名

  • 准教授

研究内容の紹介

  • 研究機関が初等中等教育や生涯学習へどのような関わりを持ち得るのかの実践的研究
    国際的な天文カリキュラム・ガイドライン作成など教育課程に関する研究 
    科学コミュニケーション(パブリックアウトリーチと研究機関広報)に関する研究
    4次元デジタル宇宙プロジェクト など

略歴

  •  平成5年 東京学芸大学大学院教育学研究科理科教育専攻修了
     平成15年1月 博士号(教育学)取得(東京学芸大学)
     昭和60〜平成6年 学校法人駿台学園高等学校教諭
             彗星プラズマテイルと惑星間磁場に関する研究
     平成6〜11年 東京大学教育学部附属中・高等学校教諭 
     (平成7年〜 東京大学教育学部講師(併任))
             理科教育カリキュラムおよび教授法に関する研究
     平成11年〜平成16年 国立天文台天文情報公開センター助手
     平成17年〜平成18年 国立天文台天文情報センター助教授
     (平成15年〜18年7月 国立天文台広報普及室長)
     平成19年度~現在 国立天文台天文情報センター・准教授(総研大天文科学専攻・准教授併任)
     平成18年度~現在 国立天文台天文情報センター・普及室長
     平成26年度~現在 国立天文台天文情報センター・国際普及室(IAU・OAO室)室長

専門分野

  • 科学教育、理科教育、天文教育、科学コミュニケーションなど

研究のキーワード

  • 文化としての科学、Public Understanding of Research、Astronomy for all

現在の研究課題

  • 日本文化に適応した科学コミュニケーションの研究
    国際的な天文リテラシー構築の研究
    国際的な天文学分野の学士質保証に関する研究
    国立天文台等の最新リソースを用いた天文教材の開発
    4D2U宇宙映像等の利用による科学文化形成と地域振興

所属学会

  • 日本天文学会、日本天文教育普及研究会、日本科学教育学会、日本地学教育学会、 日本科学技術ジャーナリスト会議、日本サイエンスコミュニケーション協会 ほか

主要業績 (論文、著書)

  • 縣 秀彦, 松本直記, 大朝摂子, 唐崎健嗣, アストロノミー・パブの実践とその評価, 日本サイエンスコミュニケーション協会誌, 4(1), 40-43, 2015.
  • 1-2. 篠原秀雄, 縣 秀彦, 三好 真, 松本直記, 高校物理における天文研究データの教材利用 ~ブラックホールの質量導出教材を事例として~, 天文教育, 27(1), 37-50, 2015.
  • 1-3. 縣 秀彦, 金環日食(2012年5月21日)への取り組みとその成果についての考察, 日本サイエンスコミュニケーション協会誌, Vol.1, No.1, 68-75, 2012.
  • 縣秀彦,並木光男,相川成周,五島正光,山本泰士,中山雅哉(2001):放送型通信を用いたインターネット中継による市民向け天文講演会の実施例とその評価,日本教育工学会誌,25(Suppl.),179-184
  • 縣秀彦,室井恭子(2002):研究機関滞在型体験学習に関する考察−「君が天文学者になる4日間」の実践とその評価より−,地学教育,55(2) ,37-42
  • 縣秀彦,山本泰士,田邉康夫,渡辺裕(2002):専門家による講演が生徒の興味・関心に与える影響について−宇宙飛行士による講演活動を事例として−,地学教育,55(3),81-87
  • 縣秀彦,尾久土正己,中山雅哉,永井智哉,高橋典嗣(2002):日食インターネット中継の実施例とその評価,日本教育工学会論文誌,26(2),77-85
  • 縣秀彦,戎崎俊一,五島正光,松本直記,千頭一郎,畠中亮,松浦匡,川井和彦(2002):科学教育活動Hands-On Universeの日本での実践とその評価−「インターネットを用いた学びの共同体」の一例として−,日本教育工学会論文誌,26(3),181-191
  • Agata,H.(2006):Science as a Culture, and an Introduction to new Public Understanding of Research (PUR) Experiments in Japan,PCST-9,TA1-01
  • Agata,H.(2005):The Future of Astronomical Education & Popularization in Japan,Proceedings of The 9th Asian-Pacific Regional IAU Meeting 2005 (APRIM 2005),309-310
  • Agata,H. Shinohara,N.,Shimizu,M.,Tsumuraya,F.,Tsubota,T.,Ike,T,.Yanagisawa,K., and Isobe,S. (1990):“Turbulent Phenomena of Plasma Tail Appearing in the Comet Burorsen-Metcalf and the Comet Okazaki-Levy-Rudenko", Publ.Natl.Astron.Obs.Japan Vol.1,393-406

ほか

最近の研究業績

台外活動(大学教育、社会活動、アウトリーチ等)

  • 天文教育普及研究会 会長
  • 日本天文学会 代議員
  • 日本科学教育学会 理事
  • 日本地学教育学会 評議員
  • NHK 高校講座「地学」講師

代表者を務めた研究・プロジェクト

  • 平成15年〜18年7月 国立天文台広報普及室長
    平成18年8月〜現在 国立天文台天文情報センター普及室長
    平成18年10月〜現在 「一家に1枚宇宙図」制作委員会
    平成19年度-23年度 科学技術振興調整費 「宇宙映像利用による科学文化形成ユニット」
    平成21年度-23年度 日本科学技術振興機構地域の科学舎推進事業「地域ネットワーク支援」
              「東京サイエンスネットワーク -地域の絆を世界の絆に-」
    ほか

関連ホームページ

連絡先

  • h.agata[at]nao.ac.jp
    ([at]を@に変更してください)

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