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伊王野 大介(いおの だいすけ、Daisuke Iono)
職名
- 准教授
研究内容の紹介
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銀河は一生のうちに何度も衝突や合体を繰り返し、大小様々な銀河を取り込みながら成長していくと考えられています。数値シミュレーションによると、衝突の影響で銀河内のガスが部分的に寄り集まり、濃いガスのかたまりが生まれます。そのような場所では新しい星団が誕生することが予想されています。また、銀河の中心に存在するブラックホールに大量のガスが吸い込まれ、それが活動銀河核(AGN)へと進化していく場合もあります。私たちの研究グループでは、衝突合体銀河をALMA望遠鏡などの電波望遠鏡を使って観測し、衝突によって誘発される星形成やAGNの様子を調べ、銀河進化の謎に迫っています。また、大質量銀河の祖先である爆発的に星を生成している(星形成率>1000 Msun/yr)遠方銀河を、非常に高い解像度で内部構造を分解し、大質量銀河の形成進化過程の解明に挑んでいます。研究室訪問を随時受け付けていますので、銀河形成進化に興味のある学生さんは是非ご連絡ください。
略歴
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University of Arizona (Bachelor of Science)
University of Massachusetts (Doctor of Philosophy)
Harvard-Smithsonian Center for Astrophysics (SMA Fellow)
国立天文台ALMA推進室 研究員
東京大学理学系研究科附属天文学教育研究センター 研究員
大学共同利用法人自然科学研究機構国立天文台 助教
現在、大学共同利用法人自然科学研究機構国立天文台 准教授
専門分野
- 銀河形成進化、電波天文学、光赤外天文学
研究のキーワード
- 銀河形成進化、衝突合体銀河、サブミリ波銀河、TMT、アルマ望遠鏡、ngVLA
現在の研究課題
- 銀河形成進化、衝突合体銀河、サブミリ波銀河
所属学会
- 日本天文学会、国際天文連合(IAU)
主要業績 (論文、著書)
台外活動(大学教育、社会活動、アウトリーチ等)
- 非常勤講師
- 各種一般講演会
- ふれあい天文学
関連ホームページ
連絡先
- d.iono[at]nao.ac.jp
([at]を@に変更してください)