総合研究大学院大学天文科学専攻

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勝川 行雄(かつかわ ゆきお、KATSUKAWA Yukio)

職種

  • 助教

研究内容の紹介

  • 太陽を始めとした天体プラズマで発生する、磁場を起源とする様々な活動現象やプラズマ加熱過程の観測的な研究を行っている。特に、2006年に打ち上げられた太陽観測衛星「ひので」に搭載された可視光望遠鏡によって得られる、光球や彩層の高空間分解能観測データを用いて、黒点などの磁場構造の形成・崩壊過程、それに伴うダイナミカルな現象のメカニズムを解明することが主要な課題である。さらに、X線望遠鏡などでの多波長観測と組み合わせることで、太陽物理の長年の謎であった外層高温プラズマの加熱過程を解明することも重要な研究課題と位置づけている。長期的な研究課題として、太陽観測で得られた磁気活動現象に関する知見を他の恒星や天体プラズマへと応用すること、さらに観測波長や地上望遠鏡かスペース望遠鏡かにこだわらず、新しい観測装置の開発にも取り組んでいる。

略歴

  • 2004年3月  東京大学東京大学大学院理学系研究科天文学専攻博士課程修了
           東京大学  博士 (理学) 取得
    2004年4月  自然科学研究機構 国立天文台 研究員
    2005年11月  自然科学研究機構 国立天文台 上級研究員
    2007年4月  自然科学研究機構 国立天文台 助教

専門分野

  • 天文学 (太陽物理学)

研究のキーワード

  • 太陽、高分解能観測

現在の研究課題

  • 太陽観測衛星データを用いたプラズマ加熱機構の解明

所属学会

  • 天文学会

主要業績 (論文、著書)

  • Katsukawa, Y., Tsuneta, S.: 2005, Magnetic Properties at Footpoints of Hot and Cool Loops, Astrophysical Journal, vol. 621, pp. 498-511
  • Katsukawa, Y.: 2003, Spatial and Temporal Extent of Solar Nanoflares and Their Energy Range, Publ. Astron. Soc. Japan, vol. 55, pp. 1025-1031
  • Katsukawa, Y., Tsuneta, S.: 2001, “Small Fluctuation of Coronal X-ray Intensity and a Signature of Nanoflares”, Astrophysical Journal, vol.557, pp.343-350

最近の研究業績

a) 編著書
b) 論文等
  • Kobayashi, K.; Tsuneta, S.; Tamura, T.; Kumagai, K.; Katsukawa, Y.; Kubo, M.; Sakamoto, Y.; Kohara, N.; Yamagami, T.; Saito, Y., 2006, Hard X-Ray Spectral Observation of a High-Temperature Thermal Flare, Astrophysical Journal, vol. 648, pp. 1239-1246
  • Nagata, S., Bellot Rubio, L. R., Katsukawa, Y.: 2006, Dynamical Properties of Photospheric Flux Tubes at the Footpoints of Hot and Cool Coronal Loops, Astrophysical Journal, vol. 638, pp. 539-552
  • Katsukawa, Y., Tsuneta, S.: 2005, Magnetic Properties at Footpoints of Hot and Cool Loops, Astrophysical Journal, vol. 621, pp. 498-511
c) 新聞記事(インタビュー)
d) 雑誌(インタビュー含む、対談、その他)
  • 勝川行雄, 「太陽コロナ加熱と光球の微細な磁場構造」, 天文月報, 97, 571-577, 2004

台外活動(大学教育、社会活動、アウトリーチ等)

代表者を務めた研究・プロジェクト

関連ホームページ


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