Introduction of the Direct Imaging Method: which stars should we target?

【日時】10月20日(水) 10:30~12:00
【場所】国立天文台・三鷹 中央棟(北)1階 講義室
【発表者(敬称略)】高橋 安大(総研大 M2・三鷹、指導教員 : 田村 元秀)
【タイトル】Introduction of the Direct Imaging Method: which stars should we target?
長らく惑星と言えば太陽系内だけであったが、1995年の最初の系外惑星発見以降、人類は急速に系外惑星を発見してきた。
これまでに我々が発見した系外惑星の数は500近くにのぼり、系外惑星発見の時代から、統計的に系外惑星を科学する時代に入ったと言っても過言ではない。
しかしながら系外惑星を取り巻く科学には明らかにされていない事柄が多く、その形成、進化などは未だに謎に包まれている。
とりわけ、ホットジュピターやエキセントリックプラネットと呼ばれる、太陽系内惑星にはない姿の惑星がどのように出来たかには惑星軌道移動や相互作用モデルなどいくつかの仮説があり、今も議論がある。そこで我々のチームはこれらの仮説を検証するべく、SEEDSプロジェクトに参加しHiCIAOを用いて惑星の直接撮像を試みた。
今回はそのintroductionとpreliminaryな結果を紹介する。