Narrow Band Photometry to Detect Young Brown Dwarf in NGC1333

【日時】1月18日(水) 10:30~12:00
【場所】国立天文台・三鷹 中央棟(北)1階 講義室
【発表者(敬称略)】Oh Daehyeon(総研大 M1・三鷹、指導教員 : 田村元秀)
【タイトル】Narrow Band Photometry to Detect Young Brown Dwarf in NGC1333
恒星と惑星の中間的な質量を持つ褐色矮星はLate-M型星として分類されてきたが、近年の様々な観測的研究により、もっと低温と思われるL・T型矮星が次々と発見され、さらにはY型矮星の候補も上がってきている。LおよびT型矮星はその質量が巨大惑星に近いと思われるため、様々な低質量星候補を対象に分光観測によるM・L・T型矮星の判断が行われてきている。そしてM・L・T型矮星を見分けるより簡単な方法として二つのNarrow Band撮像が最近扱われている。
今回の発表では、Narrow Band撮像を使って褐色矮星の観測を行った先行研究の成果と、同じ種類の方法で11月に行われた観測について紹介する。