総合研究大学院大学天文科学専攻

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吉田 春夫(よしだ はるお、Yoshida Haruo)

職種

  • 教授

研究内容の紹介

  • 天体力学研究における基本問題の一つに「与えられたハミルトン系が可積分か否かを判定すること」がある。ハミルトン系が可積分であるとは、運動方程式の一般解を解析的に求めることができることを意味する。例えば万有引力で相互作用する2体問題は可積分であるが3体問題は可積分でない.私の研究はそのような可積分性のより強力な判定条件を求め、それをフルに活用することによって可積分なハミルトン系のより完全なリストを得ることを目的とする。また惑星運動の長時間挙動の研究等において有用な、相空間の体積を保存するという特殊性を持つハミルトン力学系の長時間数値積分に最も適した数値解法アルゴリズムの開発と応用にも大きな関心を持っている。これはシンプレクティック数値解法と呼ばれるものである。

略歴

  • 東京大学大学院理学系研究科天文学専攻博士課程修了
    日本学術振興会奨励研究員
    フランス,ニース天文台,CNRS客員研究員
    フランス,エコールポリテクニク理論物理,客員研究員
    ロンドン大学インペリアルカレッジ,数学教室,助手
    国立天文台,助手&助教授&教授

専門分野

  • 天体力学

研究のキーワード

  • ハミルトン系,可積分系,シンプレクティック数値解法

現在の研究課題

  • 可積分なハミルトン系のリストの作成

所属学会

  • 日本天文学会,日本物理学会,日本応用数理学会

主要業績 (論文、著書)

  • 1983 Necessary Condition for the Existence of Algebraic First Integrals, H. Yoshida, Celestial Mech. 31, 363-379
  • 1990 Construction of Higher Order Symplectic Integrators, H. Yoshida, Phys. Lett. 150A, 262-268
  • 1994 1994 力学(岩波講座・現代の物理学)大貫義郎・吉田春夫,岩波書店
  • 2005 力学の解ける問題と解けない問題(岩波講座・物理の世界)吉田春夫,岩波書店

最近の研究業績

a) 編著書
b) 論文等
c) 新聞記事(インタビュー)
d) 雑誌(インタビュー含む、対談、その他)

台外活動(大学教育、社会活動、アウトリーチ等)

  • 東京大学理学部非常勤講師
    国際基督教大学非常勤講師

代表者を務めた研究・プロジェクト

関連ホームページ


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